まだ一滴も泣けてないけど…
あまりにもショックが大きすぎて、ひどく悲しいことがあった後、人は泣けなくなることがある。普段ちょっとした寂しさや辛いと言って号泣できていたのは、その根底に「幸せ」があったから、って思う
長い人生を歩んでいるうちに、上手に悲しみを回避する術を身につけ、自分で自分を守るための行動や、悲しみに背を向けることをしっかり覚えてしまっている
人間って本当にすごい
レジリエンス(回復力)について、先日ちょっと書きました。これを書いている時も今もなお、現実を受け止めて小さな幸せをかき集めて、強くなるんだって頑張っている
まだ一滴も泣いていない
悲しい出来事から随分と日が経った気がするけど…まだ泣いていない
それとも、もう一生泣けないのかもしれない
時が止まったままで、泣けるほど何も消化もできてなくて、できる気もしなくて
ずっとこのままかもしれない
これはこれで、ストレスになって行くのではないか、とふと不安になった
調べていたら涙活という言葉に出くわした
人は、泣くことでリラックス効果を得ることができて、それは睡眠に匹敵するくらいだそう。だから、泣けないなら涙活してでも泣いたほうがいいらしい
涙を流すことにより、人間の自律神経は緊張や興奮を促す交感神経が優位な状態から、リラックスや安静を促す副交感神経が優位な状態に切り替わる。涙活は、この仕組みを利用したストレス解消法とされている。 (ウィキペディア)
涙活イベントなどもあるよう。それは、みんなで集まって涙を伝染させてみんなでより強く泣くやつ?
それやりますか?
いや、無理だな…人と一緒は私には無理だ
せめて号泣しそうな映画を1人で観て、浄化させるかな、と思って
Amazon Primeを開いた
結局…
「Sex and the City 2」を観た(すでに3回目くらいw)
ゴージャスなアブダビ旅行をした気分になって、心晴れてスッキリしている
相変わらず、まだ一滴も泣けてはいないけど
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