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表と裏

社会には「表」と「裏」がある。

公に広く知られている部分と、目に見えない部分。社会の裏側は、闇のような悪い部分もあれば、「本質」といわれる良い部分もあると思う。

人にも表と裏がある。
自覚しているかは人それぞれ。

私は小学生くらいの時から、表向きに明るく振る舞おうとする自分と、その裏で自問自答したり、悩んだりする裏の自分が常に共存していた。

裏側の自分が言っていることを理解してあげられなくて、優先できなくて苦しかった。それでも何とか、なぜ裏側の自分がこんなに頭の中で主張しているのか、表の自分とはどんな関係性なのか、考えて考えて答えを探していた。

ネットが普及する前やコロナが来る前は、表の部分がとっても大事だった。裏でどう思っていようが、それが表になることはあまりなかった。

時代が変わり、裏側が暴露されて隠し通せなくなったり、自由が増えると共に自分が本質的にどうありたいのか、社会が教えてくれないことが問われるようになった。

これまでになく、私たちは「裏の自分とどう向き合うか」ということが問われていると思う。そして、それがこれまで以上に「表」の自分、社会で生きる自分に反映されやすくなったように思う。

裏の自分とどう向き合うか。どこまで向き合うか。
その結果が自然と表に現れる。

社会のプラットフォームで必死に生きようとするのではなく、自分の裏側を見つめて広げることで、気持ちが楽になった。

表と裏の両立。光と影の共存。お互いの役割を理解し、それぞれの方法で伸ばしていくことで、人間力・経験値が最大化されていくように思う。




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