食べてみんさい!『中須ふれあいフェスタ2024』今年も行ってきました
周南市市民ライターのorangeです。11月9日(土)、10日(日)に山口県周南市中須地区の総合グランドで開催されたイベント『中須ふれあいフェスタ2024』(主催:中須ふれあいフェスタ実行委員会)へ行ってきました。
※この記事は、周南市の魅力をPRする周南市市民ライターの活動として発信しています。
(2022年の中須ふれあいフェスタも参加していました。「食べて楽しむ!つなぐ棚田遺産認定、周南市中須の棚田米フェスタ2022」も読んでみて下さい!)
中学生が披露する伝統芸能や地元の特産物を堪能
駐車場に入って聞こえてきたのは、賑やかなステージ上でのパフォーマンスの音です。ちょうど行った時には、周南市立須々万中学校の生徒が中須の伝統芸能『戻路杖踊り』を披露していました。須々万中学校は校区が広くなり、「須々万地区」「須金地区」「大道理地区」「大向地区」「長穂地区」「中須地区」の6地区となっています。それぞれの地区の伝統芸能を受け継ぎ文化を継続してくれている学校です。
他にも、吹奏楽や久保神楽、野菜の競り売りなどが行われました。出店としては、地元の特産物のお店やフードコート、炭火で焼かれた豚の丸焼きなど多種多様な品物が売られていました。
私は2日ともお昼前に行きましたが、多くの方が椅子に座りステージを見ながら昼食をとっていました。見所満載の2日間のイベントでした。
しゅうなんブランド【泣かす米】の販売も
周南市の北部地区にある中須では、農林水産省が選定する【つなぐ棚田遺産】に選ばれ栽培されたしゅうなんブランド『泣かす米』があります。昔ながらの製法、はぜかけ・天日干しで作る棚田のお米は、都農自然米生産グループにより無農薬・無化学肥料で栽培され、美味しいお米として販売されています。
『泣かす米』や同じく棚田で栽培された『米っ棚』(棚田で作られていますが、こちらは無農薬、無科学肥料ではありません)を炊いたご飯が売られていました。棚田のお米を先に食べて購入出来るのは嬉しいですね。
昼食は自分好みのアレンジ!米っ棚で豚丼を!!
会場の中央付近では、炭火で焼いた豚の丸焼きがあります。香ばしい匂いとその見た目のインパクトで、目や鼻、お腹へと刺激が伝わっていきます。私もフラフラと匂いに誘われ近寄って行きました。
豚の炭火焼きは販売も行われていますが、なんと無料で配布されています。爪楊枝に刺さるだけ頂けるようになっていました。そこで、私は200円で販売していた炊いた『米っ棚』を購入。
ご飯を片手に、豚の炭火焼きの試食がある場所へGO!そして、豚をゲット!爪楊枝で焼いた豚を刺しているときは無我夢中でした。
そして刺した豚をご飯の上にイン!!艶のあるお米に豚を乗せた時は、見た目に嬉しい、お腹も刺激する豚丼になりました。ご飯も美味しく、満足のいく昼食になりました。
駐車場と一体化した会場は、行きやすく利便性のある場所
中須ふれあいフェスタの特徴は、催しの内容や特産物の販売だけではなく、会場と駐車場の近さも魅力の一つだと思います。中須総合グランドの半分を駐車場に、もう半分を会場にしていて、買った商品をすぐに車に運べる利便性があります。
車が近くにあるという安心感は、重いお米を購入しても運んでまた会場へ戻れる嬉しさがあります。中須ふれあいフェスタが盛り上がる要因にも繋がっているのではないでしょうか。
中須の魅力を存分にアピール!
周南市の山間にある中須地区は過疎化が進んでいる地域です。このイベントで中須の特産物や伝統を知ってもらい、美しい棚田で作る『泣かす米』や『米っ棚』を多くの人に味わって頂きたいです。
この会場には「棚田フォトコンテスト作品展」のブースもあり、棚田の美しい風景を感じてもらえるようになっていました。中須の魅力を知ってもらえるイベントになったと思います。
そして、しゅうなんブランドで『泣かす米』を紹介しています。その『泣かす米』で作った『泣かす酒』もありますので、気になった方はご賞味ください。
では、『中須ふれあいフェスタ2024』、来年も楽しみにしています!