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時間割には図工もある

5月17日(土)
娘がお友達とビデオ通話をしてみた。
やってみてわかったこと。
子どもは、一緒に遊びながら、共になにか動きながらで心を通わせたり、
会話が出てきたり、遊びの中でコミュケーションをとっているのだな。
と感じた。
画面で顔を見て、お話しようと思っても、言葉が出てこない。
会話が続かない。
照れもあるだろうし、慣れてきたら、また違うかもしれないが。
とはいえ、ずっと会えず、お話もできなかったお友達と、近況をおしゃべりできたのは嬉しかったようだ。

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何が子どもにとって本当に良いことなのかは、子どもに聴くしかない。
でも、ただ聴くだけでなく、何でも言いたいことを言える雰囲気を作らなければいけない。子どもが言った意見に多大な責任を負わせてもいけない。
子ども自身も本当の気持ちに気づいていないこともある。
大人は子どもと一緒に考える、一緒にやってみる、でも子どものペースに合わせて、待つことができなければいけない。
それは、親でなくてもいいと思う。

娘は、時間割通りに勉強をすることが苦ではないようだ。
逆に楽しめている。
8時半になると、自分で体温を測り、健康観察カードに記入している。
そして時間割通りに勉強をはじめ、時間が余れば、好きに読書などをし、
また次の授業の時間までを楽しんでいる。
私はブーブー文句を言っていたが、彼女にはこの方法がどうも合っているようだ。


でも、子どもそれぞれの特性、個性を考えると、この時間割通りがとてもつらい子もいるだろう。
できれば、勉強の仕方もいくつか選択肢を示しておいてくれればなと思う。
または、絶対に時間割通りでなくていいよ。自分のペースでいいよ。
ここまでは、なんとか頑張ってやってみて欲しいとか。。。
血の通った、心の入った言葉で、学習方法を先生から子どもたちへメッセージして欲しかった。
子どもにとって、学校、先生は絶対だから、
これをやってと渡されたものはその通りにしなくてはいけないと思ってしまう。

親にももっと細やかな説明が必要だと思う。
この提出プリントが評価になると書かれている学校もあるようだ。
それはそれでどうなの?とは思うが、
娘の学校に関しては、その記載はなかったが、では、成績はどうなるのか?
学校再開後に補習はあるのか?どのように学習をしていくつもりなのか?
何も記載がない。
子どもも大人も不安ばかりが募る。
不安や恐れのはけ口は、弱い立場の人へ向かう。

私は、昨日は、オンラインのトークイベントに参加してみた。
500名以上が参加するトークイベントだったけど、トラブルもなく、
内容も非常によかった。

植物生態学、農業史、歴史、環境史、探検家、文化人類学、様々な視点で、コロナ後をどう人類は生きていくべきかを考える時間となった。

印象的だった言葉だけメモを
・ウィルスとの共生の時代。
 しかし、自然や野生動物は、ヒトを必要とはしていない。
・ヒトは自然の循環の枠からはみ出している。
・ウィルスは平等というが、社会というフィルターを通すと平等ではない。
 弱い立場にある人がよりリスクに晒される。
・何が経済を動かしているか、消費がモーターとなっている。
 消費を止めて生きていくことはできるのか。
・歴史の流れに身を委ねるのでなく、意識的に変わらなければいけない。
・SDGsの視点
・「カレーライスを一から作る」
・「宇宙船地球号に想うこと」バックミンスター・フラー

先月、取材で訪れた福祉の場でも話に出てきた言葉がちらちらと出てくる。
「人類」としてのこれからを考察している方々にとって、このあたりが今のキーワードになっているのかもしれない。

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時間割には図工もある。
「自宅の窓から見える風景を描きましょう」

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窓から見える、目の前のお家を細かく描くため、双眼鏡で見ている娘。
これは、苦情がくるかもしれない・・・
が、一生懸命に描いているので見守ることにした。

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