斧を研いで針にするのは今
今年最後の日本海リーグ所属選手による試合、対讀賣ジャイアンツ三軍戦。
金沢市民球場、高岡ボールパーク、金沢市民球場にて木曜日、金曜日、土曜日の三日間に渡り、富山GRNサンダーバーズ、石川ミリオンスターズからの選抜選手が、来月行われるNPBドラフト会議前に最後の爪痕を残すべくグランドに散る。
去る9月11日、鳴尾浜球場で行われた対阪神タイガースファーム戦に4対1と勝利し、強い手応えを感じたチームメンバー。
しかし、三連戦の試合結果は1対7、0対3、1対7。
各々の安打数は6、2、3安打。
NPBとの実力差をマジマジと見せつけられた、一方的な内容。
富山の東田汰一捕手、三好辰弥選手、石川の上田大誠選手の3人のみが正真正銘のヒットと呼べる、しっかり振り抜いた打球。
讀賣ジャイアンツ三軍に対し唯一通用したのは、第二戦の富山GRNサンダーバーズの投手陣。
先発の小笠原天汰、誉田凌央、横井文哉、瀧川優祐、日渡柊太投手が140km後半〜150km代のフォーシームで0失点に抑え、ドラフトへのアピールをきっちりと果たす。
試合後、安堵の笑顔を見せる選手、引き続き厳しい表情を崩さない選手。一人一人の思いが、否応なしに伝わってくる。
これで今年の富山GRNサンダーバーズ選手としてのプレーは終了。
実家に戻るか、富山に残りアルバイトをしながら来シーズンに備えるか。いずれにせよ、このオフシーズンでのブレイクスルーが、肝となり腎となる。
選手の皆さん、お疲れ様でした。
また来季もワクワクする野球を魅せてくれます様に。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?