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12月から年始にかけての京都

あれよあれよという間にもう2021年にです。
1つ前の記事に京都のことも書くとか言っといて、ゲームのこととか何も書いてなかったのを、更新してから思い出したのでこっちに書きます。

12月はホームゲームが多かったこともあり、以下を現地観戦。
12月6日(日)信州@京都
12月13日(日)千葉@京都
12月26日(土)渋谷@京都

1試合ずつ思い出しながら書こうと思います。(遠い記憶な気がしてるので内容薄かったらすみません)

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12月6日(日)信州@京都 GAME2
GAME1はぎりぎりのところ3点差で勝利。ちゃんと見れてなかったのですが、GAME1勝ったのでGAME2も勢いそのまま…。なんて考えてたら、さすが信州でした。GAME2は恐ろしく重い展開に。この日は、バスケをあんまり知らない友人を連れていっていたのですが、バスケってこんなに点数入らないもんなの?と首をかしげる展開。2Qは6点しか入らない…。これはもう信州の修正力、スカウティングを褒めるしかない。特にこの試合で光っていたのは、信州の三ツ井選手。ライスストッパーとして京都のオフェンスを一気に減速させた彼はこの試合においてはMVP間違いなし。敵ながらあっぱれでした。この重い展開を打開したホーキンソン選手もあっぱれ、33点23リバウンド。シュートが決まらないこの展開のなか、1人だけ違う次元にいるかのようにシュートを決める。ビッグマンとしてインサイド中心のプレイヤーなのかと思っていたら、信州のバスケにフィットするように、アウトサイドからもしっかりプレイをすることができ、スリーも無茶をせず、打てるタイミングで打つ。スクリナーとしても、体を張る非常にクレバーなプレイヤーでした。この日は正直、京都も打つ手なし。試合全体でも51点しか取れず、敗戦。12月最初の観戦で心配要素が一気に膨らむ。

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12月13日(日)千葉@京都
BLEAGUEが開幕して、早4年。ハンナリーズアリーナにようやく赤い彼らがやってくる。そう、千葉ジェッツ。逆に地区が違うからっていうだけで、3年間も京都来てなかったんかい。とツッコミを入れたくなる自分。このゲームの組み方も今後改善されて欲しいです。次また千葉が京都に来るの3年後とか普通に面白くないでしょ。

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昨シーズンからのメンバーは残しつつ、戦力アップに成功。滋賀から、ウィングとしてA代表候補にも選出される佐藤選手、ガードタイプのショーター選手の獲得、ギャビンの帰化。さらには、渋谷からサイズ選手の獲得。普通に考えて、戦力均衡とかフル無視の補強。特別指定で赤穂選手も入団しています。言いたくないが、戦力差はあるが、それをどう乗り越えていくのか。注目でした。全体としては、GAME1で前半一気に離されていたが、後半で見せた粘りを試合を通して実行できたいい試合であったと思います。ポイントガード陣の富樫選手に対する非常にアグレッシブなディフェンス。しかし、この試合の勝敗を分けたのは、決定力、そしてリバウンド。決定力に関しては、本当に相手を褒めることになりますが、富樫選手を中心に欲しいところはきっちり決めてくるその強さ、それに限ります。リバウンドに関しては、確かにギャビン・ダンカン・サイズと非常に優秀なビッグマン有する千葉にアドバンテージがあるのは理解しているが、それにしてもオフェンスリバウンド25本は取られすぎ…。どれだけいいディフェンスをしても、リバウンドを取りきらないと相手のオフェンスは終わらない、当然ながらこれも改善が急務であった。原選手、佐藤選手、フリッピン選手のライス選手に対するディフェンスも素晴らしかった。やはりサイズのそこまで変わらない日本人プレイヤーが代わる代わるマッチアップしてくるのは彼にとってもなかなかのストレスに違いない。GAME2も終盤に粘りを見せたが惜しくも敗戦。日替わりのスターが誕生するのが理想的な京都の形だと思っているので、この日の松井選手のように2桁得点取る。とか、勝負所でビッグショット決めるみたいな選手が必要になるなと感じます。千葉相手にここまでできたのは、想像以上。負けはしたものの、強豪との接戦。加えて、久保田選手という更なる可能性を得たのは大きな収穫でした。

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ちなみにこの日はクリスマスデイ。はんなりんもクリスマス仕様でした。

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今期推しのMISATOさんは相変わらず美しい。

そして、翌週今季初の連勝を飾る京都。しかも相手は東の強豪 川崎ブレイブサンダース。その日、自分は鳥取に島根と琉球の試合を観に行っていたのですが、まさかまさかの展開に会場内でバスケットライブと実際目の前で行われているゲームを行ったり来たり。千葉とのゲームでチームとして自信を得たのが目に見える、とても良いゲームでした。2戦とも接戦を勝ち切る。これができたのがとても大きかったと感じます。

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12月26日(土)渋谷@京都
2020年ホーム最終節、昨年の天皇杯王者渋谷とのゲーム。今シーズンは、大きくは補強に動かなかったものの外国籍としてマカドゥを獲得。ネームバリューだけで言えば、かなりの大物を獲得した、3週連続で東の強豪チーム。これゲームの組み方どうなのよ。と書きながら感じています。前述の川崎戦からの勢いそのまま年内終了することができるかどうか。結果的には2連敗。粘り強さ、最後まで諦めず。この当たり前のことがようやくできるようになった、これはチームとして大きな1歩。でも勝ち切らないと勝負の世界なので意味がない。勝ちに貪欲に。昨シーズンのチームスローガンでもある、”もっと” に今こそこだわってほしい。ゲーム内容としては、渋谷の外国籍ジャクソン選手にファウルトラブルを起こすことができ、インサイドでの強みを生かす、そして千葉戦、川崎戦と違いライス選手のスピードやアウトサイドからのアタック、日本人選手をローポストで背負ってのプレイなどアドバンテージを生かすことができたのは良かった。加えて、永吉選手が良い意味で吹っ切れてシュートを打ち切れていたり、ローソン選手が数字に残らない活躍をしてくれていた。チームとして仕上がってきたと思ったところでハーパーの復帰により、ローソンが契約満了により退団。数字にこそ残らないものの彼の貢献度は計り知れないものでした。ありがとう、ローソン。前述の通りチームとして完成度は高くなっているものの、まだまだ東地区や西地区上位チームとの差は完成度。決めきる力。渋谷戦もこれの差でした。やはり23秒守れても、シュートを決められると結果は守れてないことになる。渋谷は追い込まれても決める力を持っていた。ただそれだけでした。やっぱり強いな、と感じさせられましたね。

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そして、2021年年始1発目のアウェイ新潟戦。
何があった…。年末年始で…。厳しい言葉になるかもしれませんが、あまりにもひどい仕上がりに言葉が出ませんでした。もちろんチームの決まり事などは練習には参加しているとは思うので、チームの決まり事などは理解できていると思うのですが、何せゲーム感が戻ってきていない。シュートタッチも戻ってきていない。これでは勝てない、GAME1は成す術なく敗戦。GAME2も競り合う場面もありましたが、最後に力尽き敗戦。勝ち星の数だけでいけば、京都とそんなに変わらないチームに見せつけられた差。
今週末から、またシーズン後半戦が始まります。1試合でも早く、12月の連勝のような上昇気流に乗っていってほしいです。

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