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オタクが「みんぱく」に行った日記~前

行ってきました。
みんぱくこと「国立民族学博物館


例によって、愛しのゴールデンカムイ
特別展の先住民の宝と、コラボしているということで
ウキウキと行ってまいりました。
コロ奴のせいで延期になってた催事ですね。
再開おめでとうございます。

来館は「驚異と怪異」以来、1年ぶりくらい。

前は着物を着ていったのを覚えてますね。
そんで、早い段階で尻の所が破れましてね。
1日尻を気にしながら歩いてました。
いい思い出ですね。

気を取り直して。

「みんぱく」は万博記念公園の中にあります。
岡本太郎氏デザインの「太陽の塔」がある、広-い公園です。
公園、めっちゃ広い。わっぜ広い。

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太陽の塔、でっっっっか。


公園内を表示に従い歩くこと10分。
黒い建物が見えてきます。
本館と特別展示館の、隣り合った2つの建物がありまして、
コラボしてるのは特別展示館の方。

1階は民族ごとに区切った8エリアの展示があります。
各エリアにスタンプがあって、パンフレットに押していく
スタンプラリーができる!
ちょっと楽しい。

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そこまで広くないので、さくさくっと見て回れます。

彫刻と、あとはお洋服の展示が多かった印象です。
木彫りの精霊たちのインパクトがすごい。
私はカブトガニの精霊が好きです。
あれらを産みだす人間の想像力って果てしないな。
そしてやっぱり、民族衣装って可愛いよねぇ。

伝統的な柄を用いた手工業と、それらを真似たファストファッションの
比較展示などがあったりして、考えさせられることも多数。
文化の盗用とか、普段我々があまり意識したことのない
問題なんかも、さりげなく提言されています。

大量生産により、安価で可愛い伝統柄を身に着けることができるのは
大変にありがたい恩恵だけれど、
その陰で失われるものも多いだろうなと思う。
今はもう、高いお金を出して「本物」を保護できるほどの
余裕がない世界になってる気がします。
貧しくなってしまった。

※何をもって「本物」とするのかは難しい所だと思います。
 ファストファッションを偽物とも思わない。


さて。
コラボゾーンは2階。

デジタル複製原画と、その場面に登場する道具が
並べて展示されています。
思ってた以上にたくさんある!

残念ながら撮影は禁止なので、脳に焼き付けて下さい。
実物大の船とかあった。
あと、みんな大好き、耳長お化けとか!
見応え充分でした。

耳長お化けは、「脅威と怪異」の時にもあったね。

出口のところにこぢんまりと売店がありまして、
そこでゴカム×みんぱくのクリアファイルが購入できます。
表面のリパさんとすぎもよがかっこいい。
裏面は先住民の宝のロゴです。

リパさんの額宛てと似た
アイヌ文様のマステとかありました。
おしゃれだしお買い求め安い。

売店のレジ奥の薄暗い所に、
奥ゆかしく野田先生の色紙が2枚あります。
リパさんとすぎもよです。

画像3

※売り場の方&事務所の方に撮影していいか確認済。


見逃した・・・!気づかなかった!っていう声を聞くのですが、
うん、わかる・・・って感じの配置です。
あるって知らなかったし。
これから行かれる方は、どうかお見逃しなく!!!

11月7、8日には「アイヌの矢作りと模擬狩猟体験」ができる
ワークショップが開催されるそうですよッ!
すごい楽しそうだな・・・!!
いい年したオタクだけど、
未だにこういうのやりたい欲はすごいです。

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