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脚本メモ4:地球に爆弾を

毎朝起きてから1時間くらいで脚本メモを書いてます。
G・メリエスみたいですね。

概要:核融合の天才科学者が10年後に地球ごと破壊する爆弾を仕掛けたと言い残してこの世を去った。残された人類の選択は?

テーマ:
最後の時間にどう過ごすかで人間性が問われる
地球温暖化など危機を言っても実際に死ぬまで人は行動しない
今、自分にできることをやろう。小さな事にいつまでこだわる?
死ぬ前になれば金や名誉など無意味

キャラクター:
天才核融合科学者。
エネルギーに関して優秀な成果を上げてきた科学者だが人類は欲を塗り重ね変わろうとしないことを憂いていた。地下に核融合施設を作るという名目で巨大な穴を掘り続け死ぬ間際に地球ごと破壊する核融合爆弾を完成させたと世界に発表。

ストーリー:
人類を憂いた天才科学者が地球のコアを巻き込んだ核融合爆発を起こし地球ごと灼熱の惑星にする計画を発表し残り時間が10年だということを知らせた。
爆弾までの地下には誘導弾が仕掛けてあり、それに触れると一気に爆発するため誰も手を出すことができない。

その計画を発表した後の人々の反応は様々なものだった。
もう終わりだと嘆く者、なんとか止める方法を探す者、これが分かった上で子供を作るなんて殺人者と同じなど論じる者、孤独死はなくなりみんな一緒に死ねると喜ぶ者、その情報は嘘だと陰謀論を唱える者など。

人類は二つの道で助かる方法を探る事にした。
一つは誘導弾に触れない形でなんとか爆弾を解除する方法、もう一つは爆発前に宇宙にできるだけ多くの人が住めるように避難させ生き残る方法。
爆弾が嘘だとしても学校に爆弾が仕掛けられたと言われれば念の為避難させるだろう。

10年後、結局のところ爆弾は爆発しなかった。そもそも爆弾など存在せずに全ては科学者の命と資産と労力をかけた嘘だったのだ。
しかしこの経験から目に見える危機が人類全体で共有されれば一つにまとまりなんらかの対策をとることができると学ぶ事になったのだ。
科学者は人類を惑わした悪人と言われることもあれば、人類をまとめた救世主と言われる事にもなる。



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