川は流るるを｜女の哲学
川の声が聞こえた。
老子のような叡智の響き。
こんなことを話していた。
慌ててメモした言葉。
川は
流れて
神気を発する。
樹木は
その気を浴びて
根を表面に突き出しはびこりながら
命を育む。
蜻蛉は
神気の中を悠々と飛び回り
それぞれの命を遊ぶ。
水は
形を変えながら
本質は変わらず
水自体は
その徳を一切知らず
ただ流れるのみ。
周りに命を張りめぐらせ
神気によって世界をつくる。
河は
知らぬ間に渓谷をつくり
滝となり
天からの光に
乱舞する。
水は
ただ神気を発し
流るる。。。。
水はただ流れればよい。
急流で揉まれ
穏やかに遊び
形を変え
色を変えるが
その本質は水である。
何も思わず
何も知らず
一心に流れればよい。
しらぬまにその神気は立ち上り
周りに影響を与え
命を育み
天界を創造していく。
しかし水はただ流れ
とどまることを知らず
ただ水として在る。
どんなに苦しくても
自分がわからなくても
道を失ったように思えても
あなたはあなたで
本質は
変わらない
神のエッセンス。
(photo: ©MikaRin)
MikaRin Youtube 音楽チャンネル
この記事が参加している募集
寄付・投げ銭・サポートはとっても嬉しいです。大切に創作につかわせていただきます。ありがとうございます♡