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164/365 QUANTAリトリート記録


美しさを描く。

美しいと思っているものを描く。

頭の中に浮かんできたのは
美しいけれど、そこにいる自分の感情を表現せざる得ないものだった。

美しいものに対峙しているときに
その美しさだけを受け取れない時がある

美しさに浮き彫りにされる
自分の感情

自分の見たくない心情、状況
そうあってほしくないと思っているもの

思い出は美しい引き出しに入れておこうと思えば
その引き出しに入れられる
見たくない心情や状況なんてそのタグから取ってしまえばいい。

そうやっていい思い出だけをみることだってできる。

ある局面では
ただとても美しい情景に感動していたし
それだって真実だ。

絵を描くときに
絵と対峙し始めたら
何だかわからないけど外しておいたタグが
勝手に出てきた。

絵を描くときにはもう嘘はつけない。

タグに書いてある言葉を恐る恐る見てみる

嫉妬、羨望、満ち足りなさ、もどかしさ

たくさん書いてある

美しい光景を見ているのに
一緒にそのタグもついてきていた

ただただ美しい光景だったということもできたのに
そのタグを書いてみたくなった。
反対側の感情。

内と外

上と下

どちら側も存在し
そこに優劣がないのだとしたら
私の中に沸き起こっていたものだって
存在していいものだ。

美しい光景は
ヒリヒリする感情があっても
やはり美しくて
私の心にずしんと鎮座している。

私はその光景を見たことを嬉しく思っているし
思い出は何の後ろめたさもなく存在している。

海上と海底

海底の世界をのぞいてみると
美しくて全てに調和があって完全に見えた。

足りないパーツはないそう思えた。

タグに書いてある言葉だって
きっと必要なパーツだ。

全て等しく同じ価値を持って
存在しているならば

あの岩場もあの日の私も
海の上も海の底も全て等しく
その価値を持って
美しく存在している。
存在していたと思いたい。


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