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やみくもにブランド物好きな人がダメっていう意見には反対する話

よく雑誌の特集なんかに「ブランド物好きの女性とは結婚は避けたい」みたいな記事を見るたびに、昔から釈然としない気持ちになったのだけど、つい最近、似たような話が友達との話題になったので、ちょっとだけ。

まあ、ざっと言うと「ブランド物が好き」な人間には、要するに以下の様なイメージがあって、それで否定的な意見が占めがちなんですよね。

・気合の入ったスタイル自体が受けが悪い
・裕福な男性とばかり交際していそう、たかり体質なのでは?
・お金遣いが荒そう・金銭感覚が違いそう
・自己主張が激しそう、自己愛が強そう
・性格や価値観に問題がありそう
・流行に流されやすそう、自分が無さそう
・総体的に、自分の手に負え無さそう、付き合うのが大変そう

でもよく考えて?

スポーツをやっているあなた、有名な選手が使っている用具を自分も使ってみたいって憧れたりしませんか?それって、ブランド嗜好ってやつじゃないんですかね?笑 ミーハーな気持ちじゃなくて、機能性が高いから?いわゆるブランドものだって、そういう側面があるから、脈々と生き残っているのでは?

まあ、そんな事も考えたりしたので、子供のころ、漠然と「お姫様になりたい」って憧れたような、キラキラした素敵な何かに憧れる気持ちが、何がいけないの?とずっと思っていたけど、あらためて、何がいけないの?と書いておくよ?笑

質の良いもの、デザインが抜群に洗練されているもの、使用感が素晴らしいもの、そんなものを身に着けたい、使いたいって憧れを否定すると、人の「頑張ろう!」って気持ちがしぼんじゃう気がします。

私は写真が趣味なので、こんなことを言いながらも、近年…少なくとも10年以上、ブランドものらしいガチのブランドもの、なーんにも買ってないし、昔からPRADAの15万円のバッグを買うの悩んでやめて、翌日に20万円のWindows95のPCを買う(当時まだまだ個人ユースは珍しかったかな…)という女なんですけど、今私が一番憧れているブランド物は、CANON EF400mm F2.8L IS III USMっていう今日の価格コム最安値で127.8万円するレンズであって、バックとか服じゃないんですけど、 HERMESのエレガンス、洗練された上質さは永遠の憧れで、私が石油王だったら、トラックに積んで買うかもしれません。

まあ、ロードバイク本体約10万円を買うより、ルイ・ヴィトンの10万円台のバッグを買う方が世の中的な評価が低いのは、分からなくないです。でも、車が趣味の人のお金のかかりっぷりは、ブランドものの比じゃない気がするよ?

(たとえ話に、車をやり玉に挙げて申し訳ない…。個人的には誰かに迷惑をかけてなければ、誰でも何が趣味でも自由だと思ってます…。)

分相応と、TPOと品があるかどうかは大事だとも思いますけどね。バランス大事大事。

あと、地味だけどもっとお金がかかる趣味はいくらでも沢山あるので、派手さだけに惑わされないでほしい!!笑


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