7/1時点の就職活動調査 確報版 キャリタス

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1.7月1日現在の内定状況
○内定率は 84.0%。6 月時点(71.1%)より 12.9 ポイント上昇
○前年同期実績(81.1%)を 2.9 ポイント上回る
○就職活動終了者は全体の 72.0%。前年(68.2%)を 3.8 ポイント上回る。継続者は 28.0%

2.エントリー状況、セミナー参加、選考試験の受験状況
○エントリー社数の平均は 29.7 社。前年(30.7 社)に比べ 1 社減少
○ES 提出 14.1 社、筆記試験 10.2 社、面接試験 7.8 社。いずれも前年同期と同水準

3.動画選考、WEB 面接の受験状況
○受験経験者は「自己 PR 動画」23.2%、「WEB 面接」19.7%、「録画面接」13.6%
○「WEB 面接」は賛成が 6 割に上る。地方学生を中心に支持

4.就職活動継続学生の動向
○選考中の企業は平均 2.2 社。受験予定を合わせた持ち駒企業は 4.1 社
○「新たな企業を探しながら、幅広く持ち駒を広げていく」34.3%。6 月(26.4%)より増加

5.就職決定企業の属性
○就職決定業界は、文系は「銀行」「情報処理・ソフトウエア」「建設・住宅・不動産」、
理系は「情報処理」「電子・電機」「建設・住宅・不動産」の順 
○就職活動開始当初からの第一志望企業に決めたのは、決定者の 36.7%

6.就職決定企業で働きたいと具体的に思ったタイミング
○「選考中」(30.8%)が最多。「インターンシップ参加時」が大幅増加(19.8%→24.7%)

7.売り手市場感の実感
○売り手市場を実感する学生は全体の約半数(49.7%)
○但し「完全に売り手市場だと思う」は年々減少(18.3%→14.8%→11.1%)

【考察】
・WEB面接が徐々に広まっており、オフラインとオンラインをうまく活用することが求められている。
・就職決定企業で働きたいと具体的に思ったタイミングで、最多は「選考中」で約3割だが、「インターンシップ参加時」が昨年から5%UPしており、約25%の学生がインターンシップにより働く意欲が上がっている。
インターンシップは今後、さらに重要性を増すと考える。

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