21卒採用について 市場環境などをおまとめした資料

・大手ナビサイト3社のデータからみる内定率
・学生の活動状況の変化
・学生が入社後に求めること
・採用広報の強化、個性を求めるメッセージの強まり
・考察


・大手ナビサイト3社のデータからみる内定率
2020年卒が採用が例年より早い展開になっている。
早期での接触、インターンシップからの早期選考開始の流れがその要因を担っていそうだ。


・学生の活動状況の変化
夏のインターンシップから動き出す学生が増加したことで、秋口から動き出す学生が大幅に減少している。
さらに大学では3月の学生合説に参加する学生が昨年対比で8割を切るところも続出。例年通りの活動を見直す必要が高まってきている。


・学生が入社後に求めること
3年連続「活躍でき評価されればやりたいことでなくても良い」が4割以上を占める結果となっている。
経年で見ると「自分のやりたいことにチャレンジしたい」が2019年卒よりも2020年卒は約6ポイント減少している。


・採用広報の強化、個性を求めるメッセージの強まり
広報戦略においてリクルーティングのテーマを取り上げる企業が企業広報戦略研究所の調査結果から増えてきていることがわかる。昨今の売り手市場の影響などで、
求人広告だけでは成果が出しにくくなっていることが背景と推測される。注目を集めた伊勢半の「顔採用」やパンテーンの「動画広告」もその一つである。2社の例
では就職活動の「没個性」の課題に合わせた個性を求めるメッセージを打ち出し、それぞれのブランドイメージ構築を目的として展開されている。


【考察】
・学生が参加するインターンシップの時期に関して、一番多いのは「7月8月」というデータが、ディスコさんの調査レポートでも発表されている通り、超早期で動く学生は増えたと考えます。
・一方で、広報解禁(3月1日)以降に登録する学生も一定数おり、全ての企業が早期で動く必要はなく、学生もみんなが早く動いているから、早期で動く必要はないかと思います。自社が欲しい学生が、いつ・どこで・どのように動くかを分析し、アプローチしていくことが求められます。
・今までのやり方だけでなく、新しいアプローチ・チャネルの検討が必要となっています、またCMやSNSなどを活用した広報活動も、採用活動を成功させるための重要なファクターとなってくるでしょう。

URL:http://offerbox.jp/company/wp-content/uploads/2019/04/2021_newgraduate_recuriting.pdf

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