Tommyさんと描きました。
美文字のTommyさんこと、越智知美さんに会いませんか?と連絡をくれたのは神戸派計画の多田氏である。
「サトウさんがTommyさんに絵をレクチャーして、越智さんがサトウさんに文字をレクチャーする、プライベート企画です。面白そうでしょ?」
と、いつもの軽いノリで誘われ、Tommyさんにお会いしました。
会場は表参道のオシャレスポット神戸派計画オフィス&ショップ内。
最近描いた原画を眺めつつ、この日は金魚を描くことに。
左からサトウ、越智さん、神戸派計画 の片野さんです。
さて、サトウが描く金魚といえば、コレですね。
さすがに絵心がないとこれは描けないだろうと考えていたので、多少びびりつつも、開き直ってその場でプログラムを考えてスタート。「ぼかす」「線に沿ってぼかす」「色抜き」「輪染み」の技法体験→金魚の作画の流れで進めました。
スタートから20分、講師(ボク)の話が耳に入らなくなる二人。そうそう、ワークショップにはこんな「孤独時間」があることを忘れてました。
終わってみればお二人ともステキな金魚を描き上げておりましてね、こちらは片野さんの作品でバリバリのアスリートとは思えない繊細なタッチ。
そしてこちらは越智さんの作品(Twitterより)で、まぁ、越智さんは元より絵心がある方でして、とっても可愛らしい仕上がりになっています。美しい文字が寄り添うとなおさら画面が映えますね。
そう、ボクは、といえば…
この日のために越智さんがこんなステキな直筆の解説を作ってくださってました。
「寛」という感じのウ冠…の美しさ。これがまさかの手書きなのです。
42生きてきて、ボクはこれまで自分の名前を格好良く書けた記憶がなく、正直「人の手」でこんなに美しく「寛」という文字が書けるとは思ってもいなくて、心から驚きました。
「伏せ」ね。これですよこれ。格好良いなぁ。練習します!そして直筆の解説は家宝にいたします。家宝にいたします。
その後、軽い宴をはさみつつ、文字と絵の共通点なんかの話も盛り上がりましてね、楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。
神戸派計画の堀尾さんにも入っていただき記念撮影(写真:片野さん)
久しぶりに行った小さなワークショップ、と貴重な交流時間。
ステキなご縁を作ってくださった神戸派計画さんと、文字を書く楽しさを教えてくださった越智さん、どうもありがとうございました!
越智さんの著書はこちらになります。
ついでにボクの本はこちら
またどこかで越智さんとお仕事ができるといいな。
楽しみにしていよう。
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