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インク水彩で描く「ロールパン」のレシピ

本日は万年筆インクでパンを描きます。
こちらが完成品。これはロールパンです。

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ロールパンの楽しいところは、アンバー系インク1色で美味しそうに描けてしまうところ。ポイントは「水加減」でパンの「焼き加減」を調整することです。

ロールパンの作画道具

道具

準備物はこちら
万年筆インク:アンバー(琥珀)系ならOK。今回はエルバン・ビルマの琥珀を使用しています。
・水筆:中字。小さく描く場合は細字でもOK
・水彩専用紙:今回はワトソン紙を使用しています。
・絵の具皿:一般的なパレットOK。濃いインクと薄めたインクを調整しながら描くので、インクと水をそれぞれ入れておける皿であれば大丈夫です。
・ティッシュ

ロールパンの作画レシピ

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(1)薄めたインクで真ん中の膨らみを描く。

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インクと水を絵の具皿に用意しておきます。
インクは数滴で十分です。描くパンのサイズが小さければ、ボトルキャップについたインクを使用してもOK。

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ロールパンの真ん中の部分を描きます。光沢になるところだけ避けて、薄い色で描いていきましょう。水筆には水を入れずに逐一水に浸けて描いてください

(2)同様に左右の小さな膨らみを描く。

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左右の膨らみも同様に描き加えていきます。このとき、時間をかけてしまうと紙面が乾いてしまうので、手早く描いていきましょう。

(3)濃いインクを各膨らみの上に落とす。

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水筆にインクをつけて、今描いた薄い色の上に落としていきます。

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これも先に描いた薄い色が乾いてしまうので、手早く進めてください。

(4)濃いインクでパンの下の部分を描く。

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パンの下の部分にインクを加えます。濃い色で大丈夫。パンの上部とは十分に隙間を空けて描いていきましょう。

(5)上に向けて薄くなるようにぼかす。

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描き加えた線をぼかしていきます。「線に沿ってぼかす」の要領で滑らかにグラデエーションをつくりましょう。

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合わせて、先に描いたパン上部も下に向けて滑らかなグラデーションにしていきます。

(6)完成。

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乾かして完成です。

プレーンのロールパンが描けるようになったら、
レタスやハム、トマト、卵を挟んでみましょう。

アレンジ


後編では、ロールパンの作画解説を動画でご覧ください。
ハムレタスサンド、たまごサンドのアレンジも動画で解説しています。

解説動画「インク水彩で描くロールパン」[30分05秒]

0:19 道具解説
3:30 ロールパンの描き方
9:44 アレンジ ツナ・レタス・トマトロールの描き方
22:09 アレンジ ハム・タマゴロールの描き方

それではどうぞ、ご覧ください!

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