夏みかん

フリーの声劇台本を上げています。 使用の際は、作者名を入れて下さい。 過度なアドリブ、改変禁止です。 ギャグ台本のみ、おふざけ可です。

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最近の記事

青色に溺れる。

冬彦:夏女(なつおんな)LOVEの男性。冬生まれ。 夏:夏女と呼ばれる女性。夏生まれ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 冬彦:なぁ、冬って付いた名前の奴がさ、夏に恋するってどう思う? 夏:へ? 冬彦:夏女、お前のこと、俺……好きだ。 夏:え? 夏:それは、まだ始まったばかりの……私たちの恋物語。 (SE:踏切の音) 冬彦:おーい、夏女。 冬彦:(小さな声で)……こっち見ろよ、馬鹿女。 夏:誰かに呼ばれた気がしたけど……気のせいかな?

    • 紙飛行機、飛んだ。

      ワタル:主人公。 少年:ワタルの子供時代の姿。 カナ:ワタルの好きな人。 少女:カナの子供時代の姿。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ワタルM:あんなに折るのが下手糞だった紙飛行機。 ワタルM:昔は少し飛ばすのがやっとで、全然楽しくなかったのに。 ワタルM:今じゃ青い入道雲に吸い込まれるように、高く高く真っ直ぐ、時折弧を描いて飛んでいく。 少年:落ちるなー!もっと飛べー! ワタルM:隣から少年時代の僕が言う。 ワタルM:その目はキラキラ輝き、ま

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      • 開いて萎んで。

        女:朝顔の様な女性。 男:咲いた朝顔に惚れていた男性。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 女:明け方に開いたそれは、夜には萎む。 女:二人は生まれたままの姿で愛し合い、夜のネオンに消えていく。 女:荒い息と、滴る汗、濡れるシーツ、コンドームに溢れる白。 女:生まれたままの姿で獣の様に交じり合う私たちを、ただ静かに丸い月だけが見ていた。 男:朝顔の様な方だった。 男:私の心に絡みついて離さない……そんな方だった。 男:愛情が芽吹いて来た頃、彼女と一つになった。

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        • 海に溶ける

          男M:真っ暗な防波堤、小さく灯る灯台に目をやる。 男M:僕は今、海に来ている。 男M:海に来たことに意味なんて無い。ただ、”何となく”という理由だけ。 男:あぁ、涼しいな……潮風の匂いも心が落ち着く。 男M:防波堤に腰掛けながら、暗い海を見つめる。 男:……彼女は元気かな?幸せになっているかな……? 男M:最近、自分からフった彼女のことを思い出すことが多くなった。 男M:別に深い意味なんて無い。ただ、6年付き合ったのに急に熱が冷めた自分が居るだけ。 男:あー……思い出すのも辛

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        • サークルを創ってみた。

          初めましての方は、初めまして。 そうじゃない方は、おはこんばんにちは。 美味しいあなたの、夏みかんです。 私は声劇台本を書いてUPしている者なのですが、 声劇台本を…
        • サークルを創ってみた。

          初めましての方は、初めまして。 そうじゃない方は、おはこんばんにちは。 美味しいあなたの、夏みかんです。 私は声劇台本を書いてUPしている者なのですが、 声劇台本を…

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          • 喫茶「トリトマ。」

            1:マスター。自殺し、黄泉の国前で喫茶「トリトマ」を営んでいる。 2:お客様。手首を切り、死ぬ手前で喫茶「トリトマ」に来た。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (SE:ドアを開けるベルの音) 1:いらっしゃいませ。 1:あなたには忘れたい恋はありますか? 1:トリトマを抱きしめて、今日はこの喫茶店で泣いて行って? 1:あの世とこの世の狭間、喫茶「トリトマ」であなたを悲しみから解き放ってあげますから。 2:忘れられない恋があります。 2:だから

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            • 夜に見つけた。

              女:失恋した20代の女性。Mあり。 店員:最近オープンしたカフェの店員。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 女M:日が暮れるのが遅くなった7月の午後20時。 女M:空は薄い紺色に支配され、蒸し暑さだけが辺りに広がっていた。 女M:先月、私は失恋をした。 女M:そして今、新しい恋を探している最中だ。 女M:そんな中だった。 女:あっ、こんな所にカフェ出来たんだ……。 女M:たまたま通った、いつもと違う帰り道。 女M:ひっそりと闇に紛れる様に、小さなカフェがオープ

              • コーヒーフロートが好きな理由?それはあなたが”ソレ”を好きだから。

                男:ちょっとツンデレ。Mあり。 女:子供っぽい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 男M:全く、いつになれば注文が決まるのだろう。 男M:メニューを見ながら、「こっちも良い」とか「けどこれも飲みたい」とか……。 男M:いい加減にして欲しい、何て声を大にして言えないから心の中で思っておく。 女:ねぇ……助けて……。 男:はぁ……。 男M:溜息をつきながら私は手を上げ、店員を呼んだ。 男:コーヒーフロートとコーラフロート、一つずつ下さい。 男M:私はテ

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                • 青色を飲み込む。

                  私:夏女(なつおんな)と呼ばれる、コーヒーの飲めない女。 彼:夏女の好きな人。ちょっと軽い。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私M:今見ている夏の青空の様な、綺麗なブルーのクリームソーダを飲む。 私M:暑い陽射しと風が、テラス席に座る私と彼の間を通り抜ける。 私M:彼と呼んでいるが、別に私たちは恋人ではない。 私M:ただ、たまにこうして一緒にお茶する仲なだけ。 私M:私としてはもう少し発展して欲しかったりするんだけど……。 私M:何てことを考

                  • 喫茶「トリトマ。」

                    1:マスター。自殺し、黄泉の国前で喫茶「トリトマ」を営んでいる。 2:お客様。手首を切り、死ぬ手前で喫茶「トリトマ」に来た。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (SE:ドアを開けるベルの音) 1:いらっしゃいませ。 1:あなたには忘れたい恋はありますか? 1:トリトマを抱きしめて、今日はこの喫茶店で泣いて行って? 1:あの世とこの世の狭間、喫茶「トリトマ」であなたを悲しみから解き放ってあげますから。 2:忘れられない恋があります。 2:だから

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                    • それはまるで海の様な深い蒼。

                      女性:メロウ。男口調で話す女性。シルバーの妻。 男性:シルバー。服薬自殺をした、恋に狂った男性。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 女性:……こんなこと……しなくたって良かったじゃないか。 男性:そう呟く女性は、海の底の様な深い蒼色の瞳に涙をいっぱい溜めている。 男性:誰のために泣いているのか。 男性:僕にはわからない。 女性:……ねぇ……何でお前は……こんなことしたんだ? 女性:ずっと一緒だって……永遠を誓うって……言ったじゃないか!! 男性:女性

                      • 愛しました、愛してました。

                        桜子:女性。お淑やか。 仁志:男性。誠実、真面目。 小春:女性。海人の恋人。女狐。 海人:男性。チャラ男。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 桜子:いつまでも、想い続けるって誓ったから。 桜子:それは冬が終わり、春が来る頃。 桜子:ほろ苦く甘い恋物語……。 【間】 仁志:桜子さん、初めて会った時から好きでした!僕とお付き合いして頂けませんか? 桜子:え? 桜子:……それはただの普通の友達だった仁志さんからの、いきなりの愛の告白だった。 仁志

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                        • 紫陽花の葉の涙。

                          あの人が言っていた。 「また、あなたに会いたい」と……。 梅雨の時季、あなたと初めて出会った、あの紫陽花がひっそりと咲いている庭。 もう、その紫陽花はないけれど。 今でもあの紫色の紫陽花を思い出すことが出来る。 離れていても、ずっと忘れない。 私が初めて大人の階段を登った、19歳のあの日。 朝露で光っている、紫陽花の葉が印象的だった。 共に朝日を眺めて、笑い合った日。 濡れたシーツの跡……深く交わしたキス。 身体に残る赤い痣……。 全てが愛おしかった。

                          • 愛言葉は「Love you only」。

                            ハニー:女。ダイヤに心奪われる。 ダイヤ:男。ハニーに強引なアプローチをかける。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ダイヤ:君に最も似合わないアクセサリー……それは涙さ。 ダイヤ:君をフッた男を、後悔させてあげる。 ダイヤ:さぁ、僕のモノになりなよ。 ハニー:初めての失恋で泣いている私をダイヤは慰めると、 ハニー:少し乱暴に手を引き寄せ、私に唇を落とした。 ハニー:私はこのキスの魔法により、ダイヤのモノになった。 ハニー:それが私の途絶えぬ記憶……。 ダ

                            • 契り痕。

                              愛:唇が離れ、銀の糸がプツリと切れる。 愛:赤い花を私の首筋に咲かせる彼に、私は小さくよがった。 愛:今日は寒い、だから肌を寄せ合うのがとても心地良い。 愛:火照りに火照った身体は、なかなか冷めにくい。 愛:布団に二人、生まれたままの姿で抱き締め合う。 愛:あぁ、この人は美しい。 彼:なぁ、また……君を抱きに来ても良いかい? 彼:……僕は本当に君を愛しているんだ。 彼:だから……また来るよ。ね?愛? 愛:彼は私の額に口づけを落とすと、「おやすみ」と言い数分後には寝息を立て

                              • ほろ苦かった恋の結末は。

                                アルエ:女性。ヨゼを四年も想い続け、実った。 ヨゼ:男性。アルエに振り向いた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ヨゼ:あー……。 アルエ:なぁに?ヨゼ。 ヨゼ:今がとても幸せだと実感しているんだ。 ヨゼ:君の膝枕は最高に気持ちが良い……今にも眠ってしまいそうになる。 ヨゼ:……本当に、君に振り向いて良かった。 アルエ:ヨゼ?私、あなたをずっと想っている自信が無いと言ったけれど……。 アルエ:何だかんだ、四年も想ってしまったのね。 アルエ:

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                                • カヌレに映した恋心。

                                  アルエ:女性。ヨゼに片想い。 ヨゼ:男性。アルエに恋をされている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー アルエ:甘く苦い恋って……本当にあるのね? ヨゼ:……急にどうしたんだい? ヨゼ:君が恋するなんて……意外だね? アルエ:あら、私だって恋くらいするわよ。 アルエ:……今、この瞬間もね? ヨゼ:へぇ、君に好きな人がいたとはな。 ヨゼ:それはどんな人なんだい? アルエ:そうねぇ……体格が良くて、筋肉質で。 アルエ:見た目は怖いって噂されているんだけれど…

                                  • 憧れ続けた夏への想いと、恋の始まりを告げたキス。

                                    ファン:女。恋多き人。Mあり。 アラン:男。ファンの好きな人。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (SE:蝉の音。) ファンM:大きな水色のキャンバスに、白い絵の具で画き殴った様な斑(まだら)な雲。 ファンM:アイスクリームが溶けるほどの暑い日差しに、耳を劈(つんざ)く蝉の声。 ファンM:私の大好きな季節が、再びやって来た。 ファンM:夏が終わる度に切なくなって、また夏が来るのをまだかまだかと待ち続けた。 ファンM:子供の頃から変わらない、大人になる度に募ってい

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