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2024年4月の雑記

4月1日(月)

お母さんからトイレが詰まったと連絡があった。スッポンを持って駆けつけたが解消しない。結局業者を呼んで便器を脱着して詰まりを解消してもらった。トイレが使えないのは死活問題なので多少金額がかかってもお願いするしかないのが辛いところ。夕飯はシルバー醤油漬け、小松菜の煮浸し、ブロッコリーとベーコンの炒め物など。

4月2日(火)

外作業の日。今週の弁当は鮭の西京漬け、卵焼き、ブロッコリーとベーコンの炒め物、ウインナー、なめたけ。ウインナーの美味しさを再発見した。ウインナーだけの弁当をコンビニで見かけたことがあるが、それもありかもと思わせる美味しさだった。鮭は2日ほど白みそに漬けたが、あまり味がしみていなかった。帰りにりんごを買って帰る。夕飯は春巻、さつまいものレモン煮、かぶの和え物など。

4月3日(水)

お母さんがショッピングカートをレンタルすることになり、現物の確認に付き添う。マンションの出入り口に割と大きな段差があるので、比較的軽いものを選んだ。手元にブレーキレバーが付いていて、ワンタッチでロックもかけられるなどよくできている。夕飯は豆のカレー。いつもひよこ豆で作っているが、他のカレーと味に変化を出せないで行き詰りを感じている。

4月4日(木)

複数の動物を病院に連れて行くのは大変。夕飯は生姜焼き、ポテトサラダ、さつまいもとねぎの煮物、大根青じそ和えなど。

4月5日(金)

『オッペンハイマー』を見る。原作のタイトルは「American Prometheus」で言い得て妙だと感じた。人類に余りある力を与えたが故に神から罰を受けるという、まさにプロメテウスの神話をなぞるような生涯だったのだが、公に与えられた罰が、彼の良心の呵責に比べると、随分矮小化されたもので、そこに人間の愚かさが投影されていたように思えた。見ているのがしんどい箇所もあったが、戦後、彼が苦悩を見せるところに救いを感じた。少なくとも国内で公開されたことはよかったと思う。夕飯は青椒肉絲、ねぎチャーシュー、えのきのおろし和えなど。

4月6日(土)

一日曇り。午前中かかりつけの病院で心臓のエコー検査を受ける。その後走る。桜がほぼ満開。途中で牛すじを買う。

4月7日(日)

辣油を買いたくて、四ツ谷三丁目の新記へお昼を食べに行く。ワンタン麺と餃子を頼む。スープがやさしい味で美味しかった。午後走る。久しぶりに晴れて、少し花見の気分を満足させることができた。夕飯は、白身魚の炒め煮、牛すじ煮込み、ひよこ豆のサラダなど。昨日カレー用にかった牛すじが思ったより多かったので、牛すじ煮込みを作る。少し甘めの味噌味で煮込むだけだが美味しくできた。

4月8日(月)

4月から金曜日を別作業の日にした。そうすると3日ほど間があくので、いつもより仕事が溜まり忙しかった。夕飯は肉にらもやし炒め、なすの煮浸しなど。

4月9日(火)

外作業の日だったが、雨風とも強かったので在宅作業となった。前日までに準備しておいたので一応弁当は作った。ウインナー、卵焼き、なすの煮びたし、ひよこ豆のサラダを入れる。SNSにあがっている弁当の写真を眺める。食べたくなる弁当は詰め方がうまい。あと写真の撮り方も上手。来週は少し変えてみるか。夕飯は鮪のハラミ焼、かぶの葉の炒め物、切り干し大根の煮物など。

4月10日(水)

仕事でみなとみらいへ行く。折角みなとみらいまで来たので、お昼をどこかで食べようとぶらぶらしたが、どこもいっぱいで、結局コンビニでおにぎりを買って食べることになる。昼間は暖かかったのに日が暮れると冬に逆戻りしたように寒くなった。夕飯は牛すじのカレー。

4月11日(木)

富士日記読書会の日。今回の範囲は昭和46年と昭和47年だった。この頃になると割合当時の記憶が残っているので、日中友好ブームや初めてステレオを聞いて感動したことなどを思い出す。泰淳が病気になり、そのことをぼやく場面で切なくなった。

もうすでにおせんべいを何枚も食べたあとだったからか、主人はめずらしくすぐ、 おせんべいを食べるのをやめた。残りの罐ビールだけ飲んでいる。そして手の中にあった食べかけのおせんべいのかけらを、テーブルの上にぼとっと置いた。歯が入ったから、パリパリと噛んで食べてみたいと長い間思っていた固いおせんべいを食べられ るのが嬉しくておいしくて、毎日食べていたのだ。しばらくして、うっすら笑いながら「食べすぎると毒、のみすぎると毒、あの食べものは体にわるい――医者や新聞はいうがな。公害だから、この海の魚は毒、東京の空気はわるい――学者もいうがな。 俺はそういうのはさっぱり判らん」
「 生きているということが体には毒なんだからなあ」
私は気がヘンになりそうなくらい、むらむらとして、それからベソをかきそうになった。

富士日記 武田百合子

夕飯はメンチカツ、ポテトサラダなど。

4月12日(金)

最近再びアナログレコードを聞くことが増えたので、STEVE MILLER BANDの「ROCK LOVE」とLOU REEDの「STREET HASSLE」とGRATEFUL DEADの「WAKE OF THE FLOOD」をネットで購入する。到着が楽しみ。夕飯は麻婆豆腐、青菜の炒め物、かぶの煮浸しなど。

4月13日(土)

午前中病院へ行く。ホルター心電図検査のため、携帯用の小型心電計を胸につけ24時間装着して心臓の動きを計測する。病院の後、走る。心電計をつけているため、いつもの銭湯には行けないので、久しぶりに和田堀公園を目指す。善福寺沿いにあるパン屋に立ち寄ろうとしたが、長い行列が出来ており断念する。替わりに荻窪駅の近くのパン屋でパンを買って帰る。夜は中野で焼肉を食べる。

4月14日(日)

午前中走る。その後買い物へ行く。ぶりのあらが安かったのでぶり大根を作る。午後は西荻窪のシェア音楽棚tentへ行く。なんと5月末で閉店とのこと。直枝さんの棚からLEON &MARY RUSSELの「Wedding album」、THE TREEE DEGREESの「The Tree Degrees」、JACKIE DESHANNONの「The Very Best Of Jackie Deshannon」の3枚を購入。夕飯は餃子。

4月15日(月)

昼にチャーシューを焼いて炒飯を作った。チャーシューを焼いてでた脂を炒飯に入れたら、米が脂の旨味を纏って禁断の味になった。すいません、もうしません。夕飯はぶり大根、青梗菜の炒め物、フライドポテトなど。ぶり大根は昨日のうちに作っておいたので、よく味がしみて美味しかった。時間さえかければ美味しくなるものを、時間をかけて作れることがうれしい。

4月16日(火)

外作業の日。今週の弁当はハンバーグ、ブロッコリー、プチトマト、ポテトフライ、いかなごくぎ煮。帰りの電車が混んでいて、久しぶりにおしくらまんじゅうとなる。夕飯は鶏肉の炒め物、ズッキーニの天ぷら、かぶ炒め物など。アナログレコードの購買欲が止まらない。気づいたら少し前に手放したLOU REEDの「Street Hassle」とGRATEFUL DEADの「Wake Of The Flood」とSTEVE MILLER BANDの「Rock Love」をネットで購入していた。

4月17日(水)

午前中は晴れていたのに夕方からどんよりしてきて湿気も多くなる。夕飯はビーフカレー。

4月18日(木)

昼は昨日の残りのカレーとカルディのレモンチキンカレーをあいがけにする。味が全然違うのが新鮮。夕飯は豚の冷しゃぶ、かぶの煮浸し、ズッキーニのごま和えなど。

4月19日(金)

日中外出。お昼は外出先近くの定食屋でハンバーグとクリームコロッケの定食を食べる。クリームコロッケは外でしか食べる事ができないので、メニューにあるとつい頼んでしまう。帰りにハナマサに寄って肉を買う。夕飯はサガリステーキ、もやし炒め、えのきの醤油煮など。久々にスマホのアプリ開発に着手する。リハビリ程度にプロジェクト名を変えて実機にビルドするところまで

4月20日(土)

午前中走る。気温が25℃超えると飲む水の量もぐんと増える。帰るなり呼び出しがあり仕事する。夜は高円寺のイタリアンで前菜やピザなど食べる。その後、映画を語る会に参加する。今回のお題は『オッペンハイマー』。映画はもちろん素晴らしかったけど、みんなモヤモヤを抱えてい見ていたことを知り安堵する。

4月21日(日)

今週は『ラナーク』の24章から28章を読む。28章で子供時代の友人の母親と再会する箇所で、ソーに対する手厳しい評価が語られる。物語はソーの視点で語られているので、こういう会話で外からの視点が明らかになる。つい凡人の目線で、主人公が道を外しそうになると「ソーよ、しっかりしろ」とハラハラしたり、彼女との関係がうまくいくよう祈るような気持ちになったりと忙しい。午後ランニングの途中で早乙女ぐりこさんの『速く、ぐりこ!もっと速く!』を購入する。夕飯は海老のチリソース、牛肉と玉ねぎの炒め物、春雨サラダなど。海老のチリソースは中野の居酒屋で食べたものを思い出し、玉ねぎとトマトをしっかり炒めて作る。玉ねぎの甘味とトマトの酸味が合わさり、まあまあ美味しくできた。

4月22日(月)

夕方から外出。ちょっと面倒くさいが、移動時間に本を読めるのはよい。夕飯はカムジャタン、海鮮チヂミ、かぶの葉の炒め物、大根の和え物など。

4月23日(火)

外作業の日。今週の弁当は鶏肉の甘辛煮炒め、卵焼き、春雨サラダ、プチトマト、いかなごのくぎ煮。卵焼きの完成形はどんなものだろう。このところずっと、強火でちょっと焦げ目をつけながら短時間で仕上げるようにしているが、マンネリを感じてきた。夕飯はシルバーの醤油漬け、豚バラ大根、スナップいんげんの炒め物、キャベツとカニカマのコールスローなど。

4月24日(水)

一日雨が降る。ゴールデンウィーク中に実家へ帰ることを決めて、新幹線と食事に行く場所を予約した。行くまであれこれ考えるのが楽しみ。夕飯はいかのカレー。

4月25日(木)

久しぶりに快晴。夕飯はぶりの照り焼き、ニラもやし炒め、キャベツとあさりの蒸し物など。

4月26日(金)

新しいプログラムを書いていると一日があっという間に過ぎる。夕飯は鶏肉となすの炒め物、ブロッコリーの豆鼓炒め、ほうれん草の和え物など。

4月27日(土)

朝一で病院へ行く。先日の心エコー、ホルター心電図検査の結果は良好とのことで、とりあえず一安心。その後、走る。湿度が高く、かと言ってそれほど気温が高くもない微妙な天気だった。三ノ輪の味噌屋さんで会津味噌を買う。夕飯はハンバーグ、ほたての刺身、サラダなど。

4月28日(日)

『悪は存在しない』を見る。見終わった直後は、頭の中が疑問でいっぱいだったが、色々なシーンを思い返すごとに、少しづつ、ひとつの解釈に向かっていく。冒頭、どこかに連れ去られそうになる音楽とともに、森を下から仰向けになる形で映しながら移動するシーンが続く。この場面がテーマと深く関わっているように思える。何度も反芻しながら色々な解釈を楽しめる映画だった。今回も斉藤さんにくっついて行く形で一緒に見たのだが、終わった後にあれやこれや語れるのは本当に楽しい。映画の後は原宿のスナワチPop-upストアへ行く。今回はBEERBELLYのTRAVEL TRAYと、草々では安土忠久さんのグラスを購入。洗った茶碗を拭く時に、流しで水を切るように振って割ってしまうことが度々あるという話をしたら、「振らないでいい」とのお答え、確かにその通りだ。夕飯はほたてと鱈のフライ、野菜の揚げびたし、いかサラダなど。

4月29日(月)

食器を片付ける際、水を切りたくなるのをグッとこらえて、ふきんで拭いて片付ける。畳の擦り切れが激しいので補修することにする。いぐさのシートに両面テープが貼ってある商品を買って、擦り切れた箇所の大きさに合わせシートを切って貼っていく。貼った箇所は新しい畳の色で、元の畳の色とまったく違う。擦り切れた箇所からどんどん藁くずが出てくるので、それが防げるだけでもよしとしたい。走ったついでにちょっといい肉を買ってくる。夕飯は焼肉。

4月30日(火)

4月も今日で終わり。頭の回転が悪く仕事がなかなか進まない。4月があと30日くらいほしい。夕飯はほっけの干物、いかと玉ねぎのポン酢和え、小松菜の煮浸しなど。夕飯の準備をしながら請求書を書く。フリーランスの醍醐味だ。


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