何でもない日記(2023年7月)
7月22日(土)
5月に色々なことがあり、体調を崩して、精神的にも落ち込み、回復するまでに2か月近くかかった。ようやく日記を書けるくらいの余裕がでてきた。自分が落ち込んだ時に書かなくなるということは、少なくとも自分は書くことで救われる人ではないのかもしれない。まあ、そもそも体調が悪い時には書けないか、などと考えながら再開する。
近所のベトナム料理屋で夕食。以前は扉が開け放たれていて、半ばオープンエアのようだったが、久しぶりに来てみたらエアコンが設置されていて随分快適になっていた。料理は無論美味しい。
7月23日(日)
4月から、わかしょ文庫さんの「うろん紀行」を読んでいる。各章ごとに、取り上げられた小説に因んだ場所へ出かけて行き、そこで感じたことが綴られるエッセイ集だ。最初の章を読んで、そこに漂う何とも言えない苦い読後感が好きで、取り上げられている小説を読んでから、各章を読むというマイルールを定めた。昨日までに第十章までを読み終わった。いろいろなタイプの小説が取り上げられているが、どれも興味深く読めた。大江健三郎の「万延元年のフットボール」を読み始めた時は、その重厚な文章に読了を諦めかけたが、以外にも短期間で読み終えることができた。何かこう、読書一つとっても、人が立てた指針に従って生きるのが心地良いと感じる性分なのかもしれない。今日から第十一章に入る。第十一章で取り上げられているのはポール・オースターの「ムーン・パレス」だ。冒頭に登場する伯父さんに親近感がわく。
夕飯はえびチリ、アスパラのかにあんかけ、鯛めしなど。
7月24日(月)
空へ引っ越し、悲しさを紛らわすにはいい表現だなと思った。夕飯は生姜焼き、ポテトサラダ、ほうれん草のごま和え、焼きなすなど。
7月25日(火)
冬のマラソン大会のエントリーがぼちぼち始まっている。今年は富士日記にちなんで富士山マラソンにエントリーすることにした。夕飯はトマトとズッキーニのひき肉はさみ焼と焼きブロッコリー、枝豆など。
7月26日(水)
レンズ豆のカレーを作った。美味しかったが、どうしても豆のカレーは地味になる。今日はいっしょにトマト水煮缶も入れてみたが、そうするとトマト味のカレーになる。ゴールデンカレーのルーで作るというマイルールの範囲内でもう少し華やかな味にしたい。
7月27日(木)
夕飯は豚肉じゃがいもピーマン茄子の炒め物、枝豆、めかぶときゅうりの和え物など。
7月28日(金)
モスバーガーでは必ずモスバーガーを食べる。あの玉ねぎのみじん切りが入ったソースが好き。夕食は鮭のホイル焼き、ゴーヤチャンプルー、しらすサラダなど。
7月29日(土)
8月に大阪に帰省する際、高校の同級生とスタジオを借りて演奏することになった。今日はその日に向け、関東にいる同級生だけで練習をした。普段重い物を持って歩くことがないのと、容赦ない暑さのため、楽器を背負って歩くだけで疲れる。せっかくだからと、よさげなスタジオを予約したのだが、お洒落な建物に足を踏み入れ、いざ受付をする時になると自分が場違いに感じられ、ちょっとドギマギする。なんとか機材のセッティングを終えて音を出す。大きな音を出して演奏するのは、家で一人で練習しているのとは勝手が違う。ちょっと不安のある個所はてきめんに失敗する。練習不足は否めない。8月にむけてよい経験になった。
7月30日(日)
いつもの美容院で散髪。短くなってさっぱりする。
日曜日はお母さんと一緒に夕飯を食べていたが、あまりにも暑さが厳しく、うちに来るのも大変なので、しばらくは別々に食べることになった。日曜は人数が増えるからと多少張り切って夕飯を作っていたので、ちょっと寂しい。結局様子見も兼ねて、作ったものを届けることにした。できれば、いつ食べてもいいようなものをと大根といかの煮物を作った。今日はちゃんと米のとぎ汁を捨てることなく、大根の下茹でに使うことができた。しかし、なかなか「まつおか」の煮物のようにはいかない。届けた帰り道、夕焼けで空が真っ赤だった。目白通りの上り車線はレジャー帰りの車で混雑していた。夕飯は豚の冷しゃぶ、大根といかの煮物、焼ねぎのマリネなど。大根の写真と撮る時に、つゆをかけてから撮ればよかったと後悔する。
7月31日(月)
夕飯は手羽元の黒酢煮、焼きかぼちゃ、おくらとにんじんの白和えなど。
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