女性として生まれた意味①
「私、生理的に無理だから!」
近寄る男性を受け入れず、見た目だけで判断してもそれは長続きしません。
本来女性の生理的な部分は、すべてを受け入れられるように出来ており、時間をかけながら互いに成長するのが男女の関係性というものです。
毎月訪れる血液の流れは、繋がりを拒んだ生理的なメッセージだから、早く直感力を磨いて必要な男性を引き寄せてほしいですね。
女の道は、その性を受けた時から役柄が決まっていて、そこから始まる様々な危機を楽しみながら作り上げてゆくユーモアたっぷりのストーリーです。苦しみも悲しみも受け入れた時が、最高のクライマックス!
〇女性のなかのヒーロー
性は心を生きることであり、心の奥を知ることで生きるためのヒントが見つかります。女性は、ある時期から力強く逞しい男性を意識するようになりますが、それは自分の中に秘めた男性性、ヒーローです。
その憧れは、自分以外の男性に投影されて好意を抱くようになりますが、心の成長とともに好みも変化していきます。言葉で導き、自分を諭してくれる男性は、一緒にいて心強いもの。自分もそうでありたいと勉学に励み、数字を追いかけて結果を出していきます。そこには、勝ち負けや優劣、白黒に分かれた二極が存在して「こうでなければならない」という論理的な男性性がほとんどを占めてしまいます。自分の中のヒーローはいつでもカッコよくいつでも正しい。
〇未練とサヨナラの時
自分の中で信じてきた「こうでなければならない」という信念。これを作り上げてきたのは紛れもなく私の中のヒーロー。勉学で学び意識を振りかざして、言葉でいかに自分が正しいかを伝えてきた凝り固まった心は、他の人の正しさとぶつかり合い、勝ち負けを競います。自分の欠点を衝かれた時には、ものすごい形相で剣を振りかざし相手を煽ります。実はこの時の相手は、自分の中の男性性の否定的な姿、支配者という魔物。
「言うことを聞け!」そんな女性は怖いですね。
更年期は、剣を上手く操り、魔物との闘いを終えた時に終了します。
魔物にやられると更年期障害、魔物を退散できると黄金期です(๑˃̵ᴗ˂̵)
〇通過儀礼
もしも、更年期に何らかの症状があったなら…それは黄金期へ行くための試練の時です。「こうでなければならない」という思いに蓋をして、両親や組織、社会の仕組みに合わせてきた女性も多いと思います。
私を含む、今の時代を生きる女性は、進学や仕事での肩書を通して、責任感を養い自信をつけてきました。結婚すれば、限られた時間の中で育児や家事をこなし、やりたいことを見つけて何でもできる女性へと前進していきますが、そこに蓋をしてしまうととても危険。
女性の上昇力に蓋をすると循環が途絶えます。
冷えた身体は下腹部の痛みを生じて毎月の血の流れを滞らせてしまいます。
子育てに追われ、夫に縛られ、姑との関係も悪ければ、やりたいことも出来ずに欲求不満も高まりますね。出口が塞がれた信念はは行先を探し続けてゆく…。孤独や無力感があっては魔物を退散させることは出来ませんから、まずはやけ食い、飲酒やショッピングで憂さ晴らし!
応急処置としては無負えませんが、迷い道からは抜け出せそうもありませんね。「認められたい」という生理的な欲求を求めてさまよい続けていきます。
ーーーーーーつづく
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