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【おうち時間を楽しもう】おすすめ"地球滅亡系パニック映画"

2020年3月20日で「マヤ暦」が終了らしい。マヤ暦といえば2012年にも人類滅亡という予言があった。そこで今日は映画「2012」を見ている。そんなわけで地球滅亡系のパニック映画について。(画像は関係ないです)

「2012」

2009年、アメリカ映画。ローランド・エメリッヒ監督。古代マヤ人の「2012年の冬至ごろ人類が滅亡する」という予言をもとにした映画。2009年インドの科学者サトナムが、地球内部が加熱され流動化が進んでいることを発見。数年以内に地球規模の地殻変動が起こると予測。先進国は「ノアの箱舟」という極秘計画を進める。しかし「ノアの箱舟」は搭乗パスがなければ乗ることが出来ない。

イエローストーン付近での火山噴火シーンや、その後に地面が崩落する中を小型飛行機で脱出するシーンが良い。この映画は「バベル」や「インディペンデンスデイ」のようなグランドホテル方式(※複数の登場人物の行動を同一進行で描く方式)だが特に複雑なところがないので分かりやすい。そもそもパニック映画はグランドホテル方式が多い。

「インデペンデンス・デイ」

1996年、アメリカ映画。ローランド・エメリッヒ監督。直径24kmの円盤型の宇宙船がNY、ロサンゼルスなどアメリカや世界中の大都市上空に出現。アメリカ政府は宇宙人との交信を試みる。しかしケーブルテレビの技師デイビットは通信衛星のノイズから宇宙人が地球を攻撃しようとしていることに気付く。元妻でホワイトハウスの首席報道官であるコニーの協力を得て大統領に伝えるも間に合わず、主要都市は攻撃されてしまう。

こちらも2012と同じ監督で、グランドホテル方式。ブーマー(犬)が助かるシーンと大統領の演説シーン最高。

「ザ・コア」

2003年、アメリカ。 ジョン・アミエル監督。午前10時30分、動物が異常行動を起こし、ボストンではペースメーカー使用者32名が突然死する。さらにスペースシャトルの電子機器異常、スーパーストームの発生により各地が混乱。原因が地球内部の「コア」にあることを突き止めたジョシュは世界中から各分野のスペシャリストを集めコアの再始動をするため地底へと向かう。

科学者たちは深海から地底に向かってコアを再始動しようとする。ところがこれが極秘プロジェクトであるため、軍関係者を除く地上のひとたちは何も知らない。地球内部はうつくしく、危険で、科学者たちは1人、また1人と命を落としていく。でも地上と交信すら出来ない。そんな地味さもあってか、レビューでの評価は低め。しかし私は好き。特に好きなのが、ラットが泣きながらハッキングしているところ。ラット役のDJクオールズは好きな俳優のひとり。

「地球が静止する日」

2008年、アメリカ。スコット・デリクソン監督。1951年に公開された映画のリメイク。地球外生物学者ヘレン・ベンソン博士は政府のエージェントから、強制的にある非常事態への協力を求められる。小惑星が有り得ないスピードでマンハッタンに近付いていたのだった。しかし小惑星は衝突することなく、代わりにセントラルパークに巨大な球体が現れる。兵士が発砲したことから中から現れた地球外生命体は負傷。地球外生命体は驚異のスピードで回復し「クラトゥ」と名乗る。

「人類の存続を地球外生命体がジャッジする」というもの。高河ゆんの漫画「アーシアン」を思い出す。クラトゥ演じるキアヌ・リーヴスが尊い。設定は全然違うけれど「ノウイング」も似たような部分がある気がする。ただし「ノウイング」とは違いハッピーエンド。とにかくキアヌ・リーヴスが尊いので、それだけで見る価値がある。Wikipediaのパニック映画一覧には映画のタイトルの横に簡単な説明があるのだけど、この映画は「宇宙人の襲来と説得」となってる。そのまますぎて笑える。

「ノウイング」

2009年、アメリカ。アレックス・プロヤス監督。地球は滅亡するが関係者だけが知っているって感じなのでパニック映画ではないと思って一応確認したところ「ディザスター映画」とのこと。ある小学校でタイムカプセルを埋める。その50年後、掘り起こされたタイムカプセルから、この小学校に通う少年ケイレブが一枚の紙を持ち帰る。ケイレブの父親で宇宙物理学教授のジョンは、そこにある数字の羅列が「過去50年」と「未来の出来事」を予言したものだと気付く。

予言が記された紙を持ち帰った子の父親が宇宙物理学の専門家という設定。そんな偶然あるのか。映画だからいいのか。途中からは絶望感しかないので本当に暗い映画。予言系では「プロフェシー」や「コーリング」が好き。

「エンド・オブ・ザ・ワールド」

2000年、オーストラリア。テレビ映画。ラッセル・マルケイ監督。紛争により勃発したアメリカと中国の核戦争によって、北半球の人類が放射能汚染で全滅。南半球の人類は生き残っているものの、放射能の汚染は深刻で、あと2か月で人類は滅亡すると予測されていた。自殺用の毒薬が配布され始め、治安は乱れていくなか生きる人々の姿を描く。

「渚にて」のリメイク。最初は比較的のどかな描写も。しかし日ごとに状況は悪くなる。希望が生まれても潰される。1ミリの救いもない。何とか滅亡を回避しようとするものの、どこにも救いがない。もう二度と見たくない映画NO.1だ。とにかくつらい。見るんじゃなかった。これを見たあと、しばらくは憂鬱が続いた。これを見てから10年以上過ぎるが忘れられない。おすすめしない。評価が比較的高いのは分かる気もする。たっぷりの絶望感を味わいたい人以外にはおすすめしない。

終わりに

比較的人気のあった映画ばかりをピックアップしてしまったけれど実際にはB級以下のパニック映画も面白い。全部室内のシーンだけで進む地球滅亡系パニック映画なんかもある。気が向いたら追加の予定。

「エンド・オブ・ザ・ワールド」以外は、おすすめ。


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