大山桜

「世の中には不思議なことが起こりうるのだ」と、この歳になって気づきました。みえない世界…

大山桜

「世の中には不思議なことが起こりうるのだ」と、この歳になって気づきました。みえない世界に興味はあるけど、特殊な能力皆無の私。そんな私の周りで起きた不思議なことを、ここに記しておこうと思います。カメラを持ってお出かけするのが好きなアラフィフです。夫と娘2人で暮らしています。

最近の記事

潜在意識なるものに答えがあるらしい

久しぶりに会うアコさんに、前回のセッション後からの私のカメラライフについて話をした。写真を撮らせてもらえる機会がぐーっと増えて、それに伴って自分のスキルもアップさせなければとできる範囲で学んできた。でも最近、自分の本当に撮りたいものなにか?という疑問もわいてきて、でも考えても答えが出ない。そんなもやっとした状況に陥っていると話した。別に、すごく大きな問題を抱えているわけでもないし、まあ撮りたいものが「今」分からなくても「いつか」分かるかもしれないし、趣味の範囲で楽しんでいるこ

    • 本当に撮りたいものがわからない

      2017年4月、アコさんが日本にくるというお知らせをHPでみた私は、懲りずにセッションを申し込んだ。前回のセッションからちょうど2年が経過していた。 アコさんには、過去3回の前世療法で、フィンランド、イタリア、イギリスでの過去生を見せてもらったが、どれも私にとってはエンタメに近く、とても楽しいセッションだった。さらに言えば、セッションの後は、なぜか新たな出会いがあったり、新しいことを始めることになったりした。 2014年の2回目のセッション(牛の目に入ってみたら、そこは宇

      • 果たしてハードルは飛べるのだろうか?

        <「前世のほかにもみせてもらった」からの続きです。>  振り返りでわかったことは、私は祖母をローモデルとして生まれてきたということだった。祖母とファゴールの人生は似ていると感じた。祖母も医者であった最初の夫を亡くし、看護師として戦地に行ったと聞いている。太平洋戦争中は、朝ドラになりそうな人生を送っており、戦後も子どもたちを養うため、ずーっと働いていたらしい。  私が就職したころは、すでにバブルは崩壊していたものの、まだ少しその余韻が残っており、「寿退社」という言葉もなくな

        • 前世のほかにもみせてもらった…

          <「夫との約束を果たすために強く生きたファゴール」からの続きです。> さらにアコさんのセッションは続きます。 「あなたの足下には地球がありますね。その地球をよーく見て。地球の中の日本、東京…ずーっと寄っていくと桜さんが見えますよ。桜さんが生まれてから、現在の桜さんまでがよーく見えます。桜さんは今何をしていますか?」 「台所を掃除しています。後片づけかな」 「どんな感じ。楽しそう?疲れている?」 「…いそいでいる。やることがいっぱいあって…」 「そうね。やることがた

        潜在意識なるものに答えがあるらしい

          夫との約束を果たすために強く生きたファゴール

          <「18世紀のイギリスで未亡人となった前世」からの続きです。>  養女のニリルと人里離れたところで生活していたが、とうとう貯蓄が底をついてしまった。ニリルを育てるためには、働かなくてはならないと決断したファゴールは、森を出て町に移り住むことにした。ファゴールは40歳を少し過ぎたところだ。  戦争も終わっていたし、町も落ち着きを取り戻していた。そこで洋服を作る仕事をして生計を立てた。ニリルと二人、貧しくつましい生活ではあったが、ニリルは明るくて気の優しい、美しい娘に成長した

          夫との約束を果たすために強く生きたファゴール

          18世紀のイギリスで未亡人となった前世

          <「2015年10月 私は懲りずに3回目の前世療法を受けた。」のつづき>  18世紀のイギリスで、未亡人となった前世 咲き乱れるコスモス畑の中央に、女の子が立っている。10歳ぐらいだろうか。長めのワンピースとエプロンを着ている。くるくるとした金髪は健在で、そばかすの笑顔がかわいらしい。やさしくて、明るいいい子だ。私のスカートは、黒…茶…こげ茶かな?いつもの地味な装い。  セラピストであるアコさんの誘導で、少し状況が分かってきた。  18世紀後半のイギリス。私の名前は『フ

          18世紀のイギリスで未亡人となった前世

          私は懲りずに3回目の前世療法を受けた。

           2015年10月、前回前世療法を受けてから約1年半が経過していた。どうも1年半というのが、私がセッションを受けるタイミングみたいだ。  セラピストであるアコさんの誘導で催眠に入る。3回目ともなるとスムーズだ。  私は列車(汽車?)に乗っていた。板張りのボックス席で、座面にあずき色のビロードが張ってある。進行方向に背を向けて座っていた。窓の外は林?…崖?山の中を走っているようだ。片側が山、片側は崖…そんな感じのところを、列車は煙を吐きながら、ぐんぐんと進んでいく。  と

          私は懲りずに3回目の前世療法を受けた。

          「かみさまとのやくそく」に誘導される。

           ある日、友人がSNSに映画のことを書いていた。それは「かみさまとのやくそく」という映画で、胎内記憶を持つ子供たちのドキュメンタリーだった。なんだかとても気になる内容だったので、友人に連絡を取り、その映画を一緒に観に行った。そして、私にしてはめずらしく、たくさん泣いた。  今考えると、このタイミングでこの映画をみたというのは、なんというか、とても不思議だ。前回のセッションで私が「宇宙」らしきところにいて、水戸黄門様のような、3人の不思議な人(かみさま?)たちと会い、セッショ

          「かみさまとのやくそく」に誘導される。

          前世と前前世の間の世界で、ギフトを受け取る。

           2回目のヒプノセラピーは、全くもって不思議だった。イタリアで平凡なポトフという男性だったことはわかった。仲良しの幼なじみは身分の高い娘で、どこかの実力者のところに嫁いでいった。そしてその幼なじみは、現世では次女だと感じた。さらにポトフは生涯独身で、静かに淡々と暮らし、生涯を閉じた。  ところがその後、なぜか黒い牛の目の中に入り込み、入り込んだそこはまさに宇宙で、周りにはカプセルに入った胎児たちが浮かんでいて。ふわふわ気持ちいいなと思っていたら、強い光に包まれた水戸黄門様ご

          前世と前前世の間の世界で、ギフトを受け取る。

          牛の目に入ってみたら、そこは宇宙だった。

           <「ポトフも独身だったのか。」の続きです。>  山もなく谷もない、とても淡々とした人生を送ったポトフ。彼の魂はアコさんの誘導に従い、私がヒプノセラピーを受けたときにイメージした1番最初のシーンへと帰って行った。小麦畑だ。傍らには優しい目をした黒い牛もいる。まだ催眠は続いている。  アコさんが「ポトフは、自身の人生を振り返って、どうだったかしら?」と聞いた。 「淡々とした、大きな事件もなく終わった人生だった。何かを成すことはできなかったけど、それで良かったと思っている。

          牛の目に入ってみたら、そこは宇宙だった。

          ポトフも独身だったのか。

          <「どうやらイタリアに住んでいたらしい。」の続きです。  この時代のごく一般的な家庭で育った10歳の男の子、ポトフ。アコさんが時計の針を進めると、19歳の彼がみえた。1496年ごろのイタリアだと思う。街に名前に「ナ」がつくが、はっきりとはわからない。  仕事は、父親が働いていた建物の衛兵らしい。とはいえ戦争があるわけではなく、建物を管理することが役目のようで、鉄の帽子と槍を持って門番をしていた。以前ピクニックをした見晴台にも、同じ格好をした衛兵が数人いる。何か不穏な時代に

          ポトフも独身だったのか。

          どうやらイタリアに住んでいたらしい。

           私に2度目のセッションを受けるチャンスが来たのは、2014年3月のことだった。前回から約1年半ぶりとなる。  アコさんとの再会を喜び、この1年半の報告をした後、ヒプノセラピーが始まった。  前回よりもスムーズに催眠に入っていく…。  私は10歳ぐらいの男の子だった。シンプルな白いブラウスに、明るい茶色の半ズボン着用していた。足は細く、髪型はおかっぱ。黄土色のフェルトでできた帽子をかぶっているようだ。わりときちんとした格好という印象だった。名前は…ポトフ。  住んでい

          どうやらイタリアに住んでいたらしい。

          前世ってエンタメだと思う。

            2013年10月に、好奇心が勝って前世療法(ヒプノセラピー)なるものを受けてみて、正直「これはエンタメだ」と思った。理由はすごく楽しかったから。何が楽しいって、自分が普段全く持っていないイメージが次々と湧いてきたし、セッション後は何やらすっきりとすがすがしいぐらいの気分だった。強いて言えばとても楽しい舞台をみているような感覚だろうか。映画よりももっとナマな感じ。もしくはすごく面白い本を、途中でやめられなくて一気に読んでしまったような感覚。もちろん読後感はすごい良くて、本を

          前世ってエンタメだと思う。

          夫が嫁に行ってしまう!?

          <「初めてだけど、前世らしきものがみえた。」より続きです。>  突然何かのパーティー会場に場面が変わった。広々としたお庭で、優しい風が吹いている。周りの人は着飾っていて、豪華な料理が所狭しと並んでいる。どうやら姉の結婚式のようだ。私は16,17歳ぐらいになっていた。おじいさんはすでに亡くなっていて、私の家族は姉しかいない。その姉も今日、嫁いでしまう。お祝いの席で皆に祝福されている姉に涙は見せてはいけないと、一生懸命笑顔を作るが、心の中では大泣きだ。そして現実の私もボロボロ泣

          夫が嫁に行ってしまう!?

          初めてだけど、前世らしきものがみえた。

          <「私の前世の内容を夫にカミングアウト」より続きです。>  アコさんの誘導で私が最初にイメージしたのは一面の小麦畑だった。私の横には優しい目の黒い牛がいた。この黒い牛がいることで、私はなんとなく安心していた。なぜかはわからない。(ちなみにこの牛は2回目のセッションでも登場する。) 遠くの方に大きくてとがった山が見えていた。それは連なる山々ではなく、富士山のように一つだけ、どーんと存在しているような山だった。理科で習った気がする…『独立峰』だったかな。  次の場面は滝。私は

          初めてだけど、前世らしきものがみえた。

          前世療法のことを、夫にカミングアウト。

           初めて前世療法を受けたのは2013年10月。その体験がなかなか面白くて、本当はすぐにでも誰かに話したかったのだけど、なんせスピリチュアルという言葉がやっと世の中に浸透したころ。まして、「前世療法」やら「ヒプノセラピー」については、まだまだ知っている人が少ない状況でもあった。もちろん私の周りでは体験した人もおらず、話を共有して盛り上がれる知り合いが思い付かなかった。もちろん「こいつやばいやつ?」と思われたらイヤだなという気持ちもあった。  数週間後、娘たちがおばあちゃんの家

          前世療法のことを、夫にカミングアウト。