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とりあえずボーッとしませんか?

仕事に家事、育児、日々のやることに追われて気づけば夜で、あっという間に1日が終わる、そんな毎日を過ごされている方が多いと思います。

で、ふとした瞬間に「そういえば、自分のことをちゃんとケアできてないな・・」と思うことってありませんか?

もしかすると、そう思うことさえなく、心が疲れているのに気づかずに、ずっと走り続けているのが今の状態という方も。

そんなときこそ、1日1回たった3分でも「ボーッとする」時間をとることが、心の健康にはとても大事です!

「え、それだけ?」って思うかもしれませんが、たった3分、されど3分の効果について、お伝えしていきます。


無心の時間が心をリセットする


「ボーッとする」を言い換えると「何も考えない時間」です。

スマホを触ったり、何かに集中するわけでもなく、ただただ何もせずに過ごす。

この時間が、心と頭をリセットしてくれるんです。

誰もが、毎日、膨大な情報に囲まれて生活しています。

SNSやニュース、仕事でのチャットやメールのやり取り、そんな中で我々の脳は、常にフル稼働していて、気づかないうちに頭の中がいっぱいいっぱいに・・

だからこそ、何も考えない「無心の時間」を持つことが大切です。

そうやって無心になって自分をリラックスさせることで、次へのエネルギー補充になります。

どうやってボーッとする?


では、実際にどうやってボーッとするかというと

■一点を見つめる

まず、目の前の一点をじっと見つめます。

窓の外の景色でも、部屋の壁でも、目に映った何かシンプルなものに意識を向けてみてください。

別に凝視する必要はなくて、逆にピントが合わないくらいでぼんやりと眺めているのがちょうどいいです。

「ボーッとしている自分」をただ感じてみてください。

■深呼吸をする

軽く目を閉じて、ゆっくりと深呼吸をしましょう。

息をゆっくり吸って、ゆっくり吐く。

それだけで、心がふっと軽くなる瞬間があるはずです。

深呼吸している最中に、あれこれ考えてしまう場合は、吸う・吐くそれぞれの秒数をカウントするようにしてください。

何秒ずつにするかは、ちょっと検索していただくと、「○秒吸って○秒吐くとこういう効果があります」という情報がたくさん出てきますので、ご自身が気に入ったもので実践するのがおすすめです!

■考えごとはいったんお休み

一点を見つめて深呼吸をしていると、頭の中にいろいろなことが浮かんできますが全然大丈夫です、誰でもそうなります。

それを「今はボーッとするための時間だから、後で」と頭に浮かんだことを深追いせずに、意識的に手放してみてください。

この3つを意識するだけで、「ボーッとする」時間を簡単に作ることができます。

大事なのは、1分からでもいいので、無理をせずに続けることです。

ボーッとすることの効果


「ボーッとする」だけで、本当にそんなに効果があるの?と疑問に思うかもしれません。

実は、メンタル面だけでなく、脳にとってこの時間はとても大切なんです。

無心になる時間を持つことで、脳は自動的にリセットされ、疲れた神経を回復させるのですが、特に、デフォルトモードネットワークという脳の働きが、何もしていないときに活発になることがわかっています。

これが、過去の経験を整理したり、未来の計画を立てたりするために役立つと言われていて、何もしないで「ボーッとする」時間=脳が整理整頓をしている時間として、とても重要な時間になるわけです。

そしてその整理整頓が終わると、脳がクリアになって、心もスッキリするという効果が期待できます。

「とりあえずボーッとする」を習慣に


「ボーッとする」って、一見すると無駄な時間に思えるかもしれません。

でも、その時間が自分を癒してくれる有意義な時間だと知ると、少しずつ習慣にしたくなってくるはずです。


毎日忙しい方ほど、無心になれる自分のための時間は、心と頭の栄養になりますので、無理せずに気軽に取り入れられる「ボーッとする3分」を、ぜひ習慣にしてみてください。


まずは3日間でいいので、試してみませんか?

毎日3分間、一点を見つめて、何も考えず、ただ「ボーッ」と深呼吸をする時間を持つ。

そんなほんの少しの時間の使い方の変化が、やがて、心に大きな余裕をもたらしてくれます!


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