気軽に発信できる時代だからこそ、愛情を持った専門性が大事
誰もが気軽に発信できる時代だからこそ、愛情を持った専門性が大事だな。
日本で唯一、土木専門の広報をしている『ドボクのミカタ』代表の小川さんの取材風景を見て、そう思いました。
画ヅラ(映え)が良いところだけ切り取って、聞きかじった内容を発信しても本当の魅力に繋がらないんじゃない?…常々そんな疑問があったんですけど、小川さんの取材への取り組み方を見ている中でその答えが見つかりました。
小川さんは土木が大好きで、その魅力をもっとたくさんの人に知ってほしい!と、元広告代理店にいたスキルを使って土木広報のお仕事をされてます。
単なる紹介ではなく、土木の意味を深く知ってるからこそその発信はとても魅力的で。
知って好きになるって大事だなって改めて思います。
土木の世界は一見、私たちの生活とはかけ離れているような感覚になってますけど、知れば知るほど私たちの生活になくてはならない存在なんです。縁の下の力持ち的な感じ。
行きたいところに行けて、買いたいものが買えて、食べたいものが食べられる。
当たり前になりすぎているこの生活は、土木業界の方々のおかげなんだなぁと。
そんなことに気づかせてくれるのがYouTubeチャンネル『ドボクのミカタ』です
小川さんの切り口が面白い!
紹介の仕方って、その人の視点からの独自の切り口がミソになるって思うんです。
ただあることだけを説明していたら、関心って集まらないもの。
好きだからこそ、ここに注目したい!っていう要素が生まれてくるんだなって思います。
観光業も然りで。
ここにこんなものがあります。
ここでこんなことができます。
そんな紹介の仕方をしていても、わざわざお金を払って行く理由にならないんですよね。
魅力を発信していくためには、そのもの自体を好きになること。それも偏愛レベルの域までのめり込まなきゃってことです。
小川さんの発信、今後も参考にさせてもらおうと思います。