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何で歳をとるほど一年が短く感じるの? part2 #96

お疲れ様!

この前、年々一年が早く過ぎることについて、「ジャネーの法則」があるということを書いた。

人生のある時期に感じる時間の長さは、年齢の逆数に比例する
というもの。

時間の体感と身体の代謝の関係

このほかに、千葉大学の一川誠教授による、時間の体感と身体の代謝には関係があるという研究がある。

代謝とは、生物が生命を維持するために必要な体中の細胞の活動の状態です。

「脳のどこかに、ある一定のペースで神経信号を発信するところがあり、その信号の蓄積量が、感じられる時間の長さに対応すると考えられています。信号を発信する器官も体の一部なので、体の代謝が激しいと速いペースで信号を発信します。すると短い時間で信号がたくさん蓄積されるので、体の外の時計の時間がゆったり感じられることになります」

朝日新聞Thinkキャンパス「大人と子ども、時間の感じ方なぜ違う 原因は「代謝」の違い?

一川教授によると、
代謝が激しいと時間がゆったり感じられ、代謝が落ちていると時間が速く過ぎると感じられる。
子どもが時間をゆったり感じるのは、大人よりも子どものほうが代謝が激しいから。

また、朝の時間があっという間に過ぎるのは、朝方は代謝がおちているためで、午後は代謝が上がってくるので、のんびりと感じられる。
一日の中で身体の代謝は変動していて、朝方低調な状態からだんだんと夕方にかけて上がっていき、17時頃にピークを迎える。

起きてから大体3時間くらいで代謝があがってくるので、早起きした方が代謝の上がっている時間を長めにキープできるということらしい。

だから、休日に多く起きると、休日がかなり短く感じるような過ごし方になり、もったいないとのこと。

代謝が落ちている時は、心的時計はゆっくりになり、それとは裏腹に、物理的時間があっという間に進むように感じられる。


代謝をあげるためには

じゃあ、代謝を上げれば、時間がゆったり過ごせるということになるよね。

代謝をあげるにはどうしたりいの?

1. 運動を増やす

  • 有酸素運動:ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳などの有酸素運動は、カロリーを消費しやすくし、代謝を一時的に上げます。

  • 筋力トレーニング:筋肉は脂肪よりもエネルギーを消費するため、筋肉量を増やすことで基礎代謝が上がります。筋トレは体の脂肪を減らし、長期的な代謝の向上に貢献します。

2. バランスの取れた食事

  • タンパク質を増やす:タンパク質の消化にはエネルギーが必要で、食事誘導性熱産生(食後に体温が上がる現象)を高めます。また、筋肉の維持・増加にも役立ちます。

  • 食事の回数を適切にする:1日に3食または4食の小分けにした食事を取ることで、代謝を活発に保つことができます。ただし、食べ過ぎには注意が必要です。

3. 十分な水分補給

  • 水分が不足すると代謝が低下するため、1日に1.5〜2リットル程度の水を飲むことを目安にしましょう。冷たい水を飲むと、体が水を温めるためにエネルギーを使うので、少しですが代謝が上がることもあります。

4. 十分な睡眠

  • 不十分な睡眠はホルモンバランスを崩し、代謝を低下させます。7〜9時間の質の良い睡眠を心掛けましょう。

5. ストレス管理

  • ストレスが溜まると、コルチゾールというホルモンが分泌され、代謝が低下する原因になります。ヨガ、瞑想、深呼吸などでリラックスすることが重要です。

6. 適切なカフェイン摂取

  • カフェイン(コーヒーや緑茶など)は、短時間ですが代謝を上げる効果があります。ただし、過剰摂取は不眠や不安感の原因になるため、適度な量を心掛けてください。

7. 香辛料を使った料理

  • 唐辛子や生姜などの香辛料は、体温を上げ、代謝を一時的に高める効果があります。料理に取り入れてみましょう。

8. 適度な日光浴

  • 日光を浴びることでビタミンDの生成が促進され、代謝の向上に役立つことがあります。特に朝日を浴びることで、体内時計がリセットされ、代謝が活発になります。

これはチャットGPTに教えてもらった。
間違ってはないと思う。

一川教授も、「運動すると身体的な代謝は激しくなるから、運動を楽しみながら代謝を盛んにすれば、その運動に注意を集中していたとしても、楽しい時間を長く感じることができるかもしれない」と言っていた。

運動をするにしても楽しくやらないといけないということね。


時間が早いと感じるもう一つの理由

一川教授によると、時間があっという間に過ぎるように感じるのは、体験する出来事の数も関係しているとのこと。

物理的には同じ時間でも、私たちの心的な時間は、認識される出来事が多いと長くなり、少ないと短くなる、という。

私たちが複数の出来事を「まとまった1つの時間」、として捉えてしまっていて、毎日がルーティーン化し、出来事の細かい部分を追わなくなるから。

え!ルーティーンが体感時間を短縮しているということ?!
ルーティンにしてしまえばいいという記事も書いたけど。。。
【「5秒ルール」で、これを続けていくと『すぐに行動する』が習慣化されて、新しい行動が習慣化されれば、脳はその行動を「自動運転」してくれる。】
というやつね。

どうしたらいいのか。

一番有効なのは、楽しみながらディテールに注目することで、「出来事を増やす」。

色々なことをするのではなく、一つの出来事に対するディテールを追うことがよいらしい。

何かをするときには、細かいところを準備したり、気を付けたりして、なんとなく過ごさないことが重要。一つの出来事にしない。

食事にしても、子供の頃は、こぼしたり、楽しんだり色々しながら食べる。だけど、大人になったら「毎日してる食事をした」という一つの出来事にまとめられるか、短く感じてしまう
だから、食事するときも、何かに注目したり、特別感を出すなどするといいとのこと。

ネットサーフィンは時間を圧縮する効果は強い、らしい。

また、部屋でぼんやり過ごすのではなくて、室内でも屋外でもいろんな場所へ出かけて、細かい気付きをたくさん得て、一つ一つが記憶に残るような充実した時間を過ごすことが大事
という。

ディテールへの注目」や「代謝を上げる」をあげることによって、時間は工夫次第で2倍にも3倍にもなる、と一川教授は話している。


まとめ

休みの日、なんとなく過ごしていると、あっという間に一日が終わる。
最近は、土曜日は朝からお昼過ぎまで絵画教室、日曜日は朝からパーソナルトレーニングに行って、他の予定は土日の午後から入れている。
毎週末忙しい。

体が休まらないが、気持ちは充実する。
ただ、毎週末、活発に動いていると体の疲れはとれなくなる。

いや~、どっちがいいのかね。
体感時間が長く感じた方がいいのか、体の疲れを取るのか。
まぁ、それも自分で選択だね。
バランス、大事。

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