再度、山口市に新条例「家庭内暴力防止条例(仮)」を作るために働きかけることにした。(市議会議員さんに依頼)

これまでの経緯(一度あきらめた)

今年の3月、私一人でも市の新条例を作れる「直接請求」で「家庭内暴力」を防止・禁止する働きかけをしようと思い、
市役所の総務課や弁護士さんに、どうやって作ればいいのかを聞いたのですが、結局、今年3月の時点で断念。

理由は「署名活動をスタートして1か月以内に、住民の50分の1(山口市は3500人ほど)の人の署名と実印が必要」とのことで、
・実印を見ず知らずの人の署名活動に押してくれるのは現実的ではない
・コロ騒動で、そもそも人と会話、接触することを拒む人が多そうな状況

なので、市役所や弁護士さんや山口地方法務局の人権課に相談したときに話に出ていた「市議会議員さん3人に相談をして、条例を制定してもらう」変更

市議会議議員さんに連絡を取ってみる

「女性」で「近所」の議員さんが相談しやすいと思い、私の住む地域に看板の設置してある女性の市議会議員さんに連絡してみようと思う。

市議会のホームページを見て、メールを送る。
返事が1週間経ってもなかったので、山口市議会の事務局に電話で「メールを送ったけれど返事がない。一般人からは受け付けていないのでしょうか?」と質問。

事務局の方から、メールを送ったと連絡してくれるとのことだったので、私も改めて同じメールを議員さんに送るので、何かの不具合で届いていない可能性もあるので、もう一度送ってみます、と伝える。

連絡が取れて、時間を取ってもらえることに。

メールをした方と、もうお一方、福祉関係の議員の方に話を聞いてもらうことに。

その場で、私の作った資料を渡して説明

議員さんからは、「条例は、スローガンのようなもの」と聞き、私の制定したい内容ではない、と思い、断念。

議員さんのお計らいで、児童相談の仕事をされている方と話す機会を頂いた。(偶然、近所の知り合いのおばさんだった)

知り合いのおばさんに話を聞いてもらって、アドバイスをしてもらったり、
民生委員さんのお気遣いで、地域の福祉関係の人たちに私の実体験を話して、実際にこの地域でこういうことがある、という啓発の機会を頂いて皆さんの前で資料を作って行って(話のがもともと苦手なので、自前の資料に助けてもらう流れで)発表したりした。

という、いまのところは、こういう流れで動いてきました。

どうして再度条例を作る働きかけをしようと思ったのか

ここまで動いてみて、思ったよりも世の中の(こういう表現は上から目線で失礼かもしれませんが)「親類からの暴力に対する見方が寛容すぎる」「理解レベルが低すぎる」「全体の”人に対する人権”が雑すぎる」など、

世の中のレベルが、制度やサポートも含めて、低すぎる、と思いました。

私の求めるレベルは、この様子では、あと100年以上後くらいにようやく制定されるのでは、というくらい、

日本はみなさん暴力に寛容でびっくりしました。

なので、「ないよりは、まし」というスタンスで、市議会議員さんに改めてお願いしようと思いました。

「スローガンのようなものでも、無法地帯よりは、まし。」です。

先日、以前お話を聞いてくださった議員さんにメールで連絡をしたところ、(コロナに関しても、市民、特に10代にはワクのデメリットも伝えられるようにという意見のメールも間におくっていたのですが、こちらに関しては特に動きはなかったようでした

日程を調整くださるとのことでしたので、後日、お話させて頂けるようです。

スローガンでも、抑止力にはなると思う

お会いするときに、いろいろと案を持っていこうと思っています。家庭内暴力という、大人が隠して誤魔化す見えない部分を体験している当事者だからこそ、見えている解決策があります。

どのくらい採用されるかわかりませんが、「みんなのリテラシーが昔と違って上がっている」「バレたらまずい」「警察や、児童は学校で相談する講義を受けている」など、

「家庭内暴力はナンセンス」という啓発を山口市がするだけでも、公的抑止力になると思っています。

そして、一番のメインは、「加害者が暴力を振るった時に相談する場所がすでにある」と周知することだと思っています。

国のDV相談に問い合わせた時に、「加害者からの相談も受け付けていますか?」と聞いたところ、「受け付けています」「加害者からの相談もあります」との答えでした。

被害者だけにフォーカスするだけでは、家庭内暴力は解決しません。なぜならば、加害者は心、特に幼少期に負った心の傷が未消化なために、今、目の前にいる人間に対して「投影」という形で解決しようと試みていることも、暴力を振るう原因の一つだからです。

そして、その「投影」に使われた被害者も、親子間の家庭内暴力の場合、自分が親になった時にまた同じように繰り返す可能性が出てくる

本題は、加害者の心の傷と、今、ここに意識を戻すこと本質的な解決策だと今の時点では思っています。

(内閣府 DV相談プラス https://soudanplus.jp/  0120-279-889:24時間受付:チャットやメールもあるようです。

母が病気になった

先月、8月に、母が病気を患っていることが判明しました。

病名は今は言えませんが、もしかすると、長くはないのかもしれません。

私は、すごく納得します。確実に父のDVが関与しています。
あれだけ酷い暴言を40年間毎日のように浴びせて
この10年は会社の借金があるからと、
事務の人が途中でやめたからという理由で、60を過ぎた母にパソコンを習わせ、事務職に就かせ、給料も払わず、「頭が悪い」と母に言い、ストレスの掃きだめに母を使って大声で怒鳴り散らし、物も思い切り壊しまくり

母は、私が実家を出て暮らしていたことや、心配をかけたくない、子供に借金を背負わせたくないという理由から、

限界まで動いていたんだと思います

離婚すれば、よかったのだと、今は本当にそう思います

母は母で、父にいろいろと言い返していましたが、祖母のこと(嫌味だけは熟練で、自分のことは幼児並みに人に頼る)もあるし、も負けん気が強いところがあるので、自分の主張を曲げずに母と(喧嘩や暴力は父を見ているので無理ですが)いろいろと言ったりして、

母も毒親気質があるので(支配と管理したがる傾向がある)、どっちもどっちといえばそうなのですが

あの小さい体で、よく頑張っていたよなあ、と思います

治療が始まって、今まで明るくふるまっていた母の姿がどんどん変わっていっています

全ての病は心からくる、というのは、本当だと思います
私も、自分の実体験から、そう確信しています
特に、家庭の隠れた暴力は、世代を超えて悪影響を与えます。

家庭内暴力に法的罰則がない(他人の物を壊す、他人に危害を加えるのは警察が対応してくれるが、家の父はそれを見越してか、これを一切やらない。かわりに、私たちに暴言と侮辱という形に残らない心的傷害をさんざん加え、父の物と判断される家財道具や食器などを壊し回る。確実に計算して発狂している。)のをいいことに、思い切り家族に当たり知らしていた父の行動を抑止する、

公的なストッパーがあれば、母ももっと楽に生きられただろうに、と思います。

離婚をすれば、父からも借金だらけの会社からも解放されて、楽になるんだろうに、と思っています。

家族同士で、つぶし合っていますね、うちの家族は。

公的ルールが必要なほど、家庭内暴力は無法地帯。

タイトルの通りです。

今、私は40才を過ぎていますが、父からの暴力は「虐待」にあたり、

私に対する公的サポートは「今、まさに父が暴れているときに110番をしたときにだけ、警察が対応する」

これだけです。

自分で動くと、DV相談(←話を聞くだけ)民生委員さん(←私の場合は、いろんな相談や駆け付けてくださったりなど、本当にありがたい方が身近にいらっしゃいます。)、児童相談の方などに相談、アドバイスをもらうという感じです。

18才未満の人だと、警察、児童相談所、「189」という電話番号で相談を受け付けているそうです。

児童相談の仕事をされている方の話によると、「児童保護法」ができたので、昔よりも虐待の周知はされるようになって、

小学生の児童も、小学校で「189」に連絡するように、という指導を受けているそうです。(自治体によるかもしれませんが)

また、地域の方が、様子がおかしい、と、警察や児童相談所に連絡されたりもすることがあるそうです。

ただ、どちらにしろ、かなり、能動的に動かないと、というのが現状です。

去年の12月に弁護士さんに「父と縁を切りたい」と言ったら「日本の法律では認められていない」らしいので、まさに「家庭内暴力は無法地帯で、暴力をふるう加害者がすっとぼけたらどうしようもない」が現状かと思います。(裁判所に申請して接近禁止命令で近づけないようにすることはできるそうです)

一番いいのは、家から出て一人暮らしをする。これに尽きると思います。
ただ、こちらも、「家に心配事を置いてきてしまっている」「未解決を解決したい自分が深層心理にいる」状態だと、

心ここにあらず、また、「トラウマ・フラッシュバック」で、昔の私のように、父がいるはずもないくらい遠くに住んでいても、頭の中で父が私を怒鳴りつける声が四六時中する、ドアの前に父がいるという錯覚で怯える、など、日常生活そのものに支障をきたしてしまう可能性もあります

今、私が実家に帰ってきているのは、この部分を解決したいためだと思います。

そして、これは私が勝手にやりたいこと、あるいは、ある意味世の中に何か痕跡を残したい、共感してもらいたい、と思っているのかもしれませんが、

私のように行動できなくて家庭内暴力で悩んでいる、困っている人たちが1人でも少なくなるように、世の中の、小さな子も子供も女の人も、男の人でも、「他人の八つ当たりの道具にされない人生を送る」ように変えたいと思って行動しています。

私も人生たぶん半分は過ぎて、私なりに世の中を楽しんできたので、自分の経験を役立てて少しでも環境がよくなればな、と思っています。

これまでいい意味でお世話になった世の中や、お世話になった、他人、家族以外の人たちに何か恩返しをしたいな、というのも理由の一つです。

みんな、誰でも嫌な思いはしたくないはずです。

今年度いっぱいの活動、と決めているので、どこまでできるか分かりませんが、

ひとまず、また、「条例制定」を議員さんにお願いしてみたいと思います。

国会議員さんに、コロワクの件で要望を送ったので、ついでにこちらの家庭内暴力についても協力頂きたい、と4人に資料を送ったのですが(各事務所と本人様宛に)

1件も返答がありませんね。こんなもんか、国会議員さん。

「日本人は、どんな人にも寛容ですよ~」と「外面をよくするキャンペーン「人権(今だったら、多様性とかLGBTとか外国の人とか)」よりも、

足元にある「日本人一人一人の本当の人権(家族を大事にしない日本人という真実)」を無視してるようにしか、思えないんですけどね。

日本人は、家族に平気で暴力をふるうことを黙認している、それを知っても、「昔の人だから仕方ない」「家族だからそんなもん」などと、被害者を説き伏せて従わせ、加害者は陰で隠れて今でも暴力振るいたい放題なのが日本人で、日本っていう国って、世界の人に真実を知られたくないのかな。

うわべだけ良くして、何の意味があるのかが、謎すぎる。

本当は、日本全体に「家庭内暴力防止」を制定してもらいたいのですが、自分の住んでいる地域から。

小さな行動でも、真髄をついていれば、波及する可能性はあることを見込んで。

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