村上春樹さんも敬愛するビリー・ホリデイの伝記映画が米国Huluにて配信決定
「僕がいちばん素晴らしいと思うジャズ歌手は、常に変わることなくビリー・ホリデイです。」
2020年2月、村上春樹さんはラジオでこう話していました。
ビリー・ホリデイ(Billie Holiday,1915-1959)は、アメリカのジャズシンガーです。女性ジャズ・ヴォーカリスト御三家の1人に数えられ、2000年にはロックの殿堂入り、2003年には「Qの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」で第12位に選出されるほどの偉大な音楽家です。多くのアーティストに多大な影響を与えながら、人種差別や薬物依存症などに苦しみ、壮絶な人生を送った女性としても知られています。
※Q…イギリスの音楽雑誌
以前、地元にあるジャズバーによく通っていたころ、マスターに「奇妙な果実-ビリー・ホリデイ自伝」を借りたのですが、先に読んだ人から「読んでてつらかった…」と聞いて、あまりしっかり読めずにお返ししてしまったことがあります。ちゃんと読んでみればよかったなあ、と思います。
そんなビリー・ホリデイの伝記映画『The United States vs. Billie Holiday』が、2/26からHuluで配信されるそうです。ただし、米国で、とのこと。残念!本来は劇場上映の予定だったところ、コロナによって配信に切り替えられたようです。監督は『プレシャス』(2009)のリー・ダニエルズ。ホリデイ役には、あのスティーヴィー・ワンダーに気に入られてWarner Bros. Recordsとのメジャー契約を手にしたというアンドラ・デイ。日本で配信される日は来るのでしょうか。観てみたいですよね。
トレーラー映像
…最後に。
村上春樹さん、お誕生日おめでとうございます!
これからも元気で、たくさんの本を書いてください。
楽しみにしています。
(参考記事)
http://amass.jp/143295/
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