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【NML】Vol.1_中田恵治さん (ジャズ喫茶「茶楽音。」取締役

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中田 恵治(なかた けいじ)
ジャズ喫茶「茶楽音。」常務取締役・株式会社チップトップ アトラクトグループ飲食事業部エグゼクティブアドバイザー。兵庫県出身。大学進学を機に愛知県へ。好きなアーティストはソニー・クラーク。内田修氏、森剣治氏とも親交がある。

岡崎市でモダンな珈琲喫茶を営む中田さん。大変貴重な大型スピーカー「パラゴン」が楽しめるお店を始めたきっかけは何だったのか?数々の偶然の出会いが導いてくれた、夢を叶えるまでの中田さんの人生物語を知ることができました。

ある日突然、無職に!?
奥様との出会いが運命を変えた

–まずは、中田さん自身について教えてください
中田さん
卓球が得意で、大学へはスポーツ推薦で入学しました。世界チャンピオンの選手も輩出するほどの強豪校で卓球にのめり込む傍ら、レストランでアルバイトをしていました。普通のレストランでしたが調理場も経験させてもらって、飲食業界って面白いなあと感じましたね。

–卓球が得意だったのですね!学生時代は音楽にそれほど興味はなかったのですか?
中田さん
いえ、元々オーディオは好きでした。それと兄がコレクションしていたレコードはよく一緒に聴いていましたね。大学生になってからは、授業もアルバイトもない日はジャズ喫茶に通うようになったんです。ほら、大学生って時間は持て余しているけどお金がないでしょう?(笑)当時のジャズ喫茶って、コーヒー1杯で1日中いてもいい空気感があったから。

–そこでジャズにのめり込み、このお店を…?
中田さん
それはまだまだ先の話です。卒業してからはインパクトレンチという工具のメーカーに営業職で入社しました。でも、なんとなくモヤモヤしていたんですよね。アルバイトで経験した飲食業の楽しさを忘れられなくて、4年くらい勤務して、転職したんですよ。これが転機だったんです。

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