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RadioNote第9回 「不死身な男たち」「体を休めるピクニック」の裏話

「睡眠時間がもったいない」という誰もが一度は思ったことを、今真剣に考えているMiiLuです。

8時間睡眠だと「1日の1/3が睡眠」という事実、もったいなくないですか?そこで最近、色々と実験しているのです。

6時間睡眠にしてみると、はじめの3日くらいはいけても、4日目に12時間寝てしまう。
4時間睡眠+昼寝作戦を実行してみると、昼寝が4時間になる。


なかなかうまくいかないですね。ただ、私には秘策があります。

それは、「1日を26時間と換算する」という作戦です。

私自身、8時間寝たら、結構夜まで動けるんですね。つまり、睡眠時間を削るのではなく、活動時間を伸ばすという作戦。意外と画期的ではないですか?


ただ、一つだけ問題点があります。太陽が私のライフスタイルに合わせてくれないのです。

そのため、規則的なのに不規則な生活を強いられることになりそうですね。


余談はここまでにして、ここからは2/3, 4に公開したショートショート「不死身な男たち」「体を休めるピクニック」の制作裏話を書いていきます。

ネタバレになってしまう箇所もありますので、先にショートショートを見ていただければより楽しめます。


2/3 「不死身な男たち」

記念すべき17作目。節分ということをすっかり忘れておりました。

豆も鬼も恵方巻きも全く出てこない、いつも通りのショートショートを作ってしまいました。


いつも通り、「ランダム単語ガチャ」でキーワードを2つ選びました。

今回のキーワードは「不死身」「メガネ」。単純に、「不死身の人がメガネをかけたらどうなる?」から考えてみることにしました。

不死身ということは、視力は何百年も落ち続けることになるので、合うメガネが無くなって嫌だろうと考えました。

…あれ?不死身でも嫌なことってあるんだ。不死身ってメリットしか無さそうだけど。という気づきがありました。


そこで、不死身で良かったこと、悔やむことを考えてみました。

……あれ?メガネをかけたことで、「一生」のパートナーができたと捉えられるのではないか?これは良いことじゃないか?


気づきました。不死身で良かったか悪かったかは、気の持ちようだと。


そこで、今回のショートショートは2人の不死身の男の心情を対比したものにしようと考えました。同じ出来事を正反対に捉える、変わり種のショートショートになったのではないでしょうか。

あなたは、不死身になりたいですか?なりたくないですか?


2/4 「体を休めるピクニック」

記念すべき18作目。ただただ私の理想を書いてしまった気がします。

今回のキーワードは「ブルーシート」「脳」。

ブルーシートといえば花見やピクニックですから、「脳が休まるor疲れるピクニック」というテーマが自然と浮かびました。


その日は寝不足だったこともあり、「脳が休まるピクニック」で考えることにしました。でも、普通のピクニックでも脳は休まります。フィクションのスパイスを加えるために、「脳『から』休まる」と変換してみました。

すると、他の部位から休まるピクニックだってあるのだろうとなるわけです。メモの右側で他の部位から休まるのはどんなピクニック場か羅列しました。どのピクニック場に行きたいですか?


最後に書いたのが「脳」から休まるピクニック場。脳は他の部位と違って、外部要素で治りにくい部位。どうすれば休まるのだろう。

……寝るしかないかあ。

ということで、脳から休まるピクニック場は、ピクニックにあるまじき「真っ暗な空間」と設定しました。なんだか、フィクションっぽくなってきました。


あとは、その空間が似合う主人公を設定して、物語を進めました。

ここまで決めた段階で書き始めましたが、そこからは自然と筆が進みました。今回初めて、登場人物に身を委ねる感覚がありました。もしかして、この主人公って私なんですかね?

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