映画で考える「私たちが知らない貧困」
身近にあるようであまり考えることのない問題を考えてみるにはどうすればいいか。その入り口として手っ取り早いのはそれについて知ることです。リアルにそばにありそうな貧困の問題を扱った映画を紹介します。
万引き家族
日本アカデミー賞最優秀作品賞他全6冠を受賞した言わずとしれた作品です。一見すると犯罪を犯した家族を描いたと思ってしまいますが、血のつながりを超えた家族愛を描いています。
ニュースを見るときある事件に対して表面的な部分しか知ることができません。そこから偏見や差別が生まれることがあります。この作品は物の見方は1つではない、そんな単純ではないことを教えてくれます。
フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法
どんなストーリーかというとフロリダ州にあるフロリダ・ディズニーワールドのそばの安モーテルで暮らす女の子の日常がある事件を境に変わってしまう話です。
最近見た作品の中で一番心に残った作品です。自由奔放な母親が娘を必死に育てていく姿に画面に吸い込まれるように見てしまいました。
ラストのシーンでは自分は今本当にその人のためになることをやっているだろうか、他者に寛容であれるかという問いかけをされているような気持ちになります。
A FILM ABOUT COFFEE
コーヒー好きにはぴったりの本作品。コーヒーがどのようにコーヒー豆から一杯のコーヒーになるのかを描いています。
フェアトレードという考え方がありますが、生産者も消費者も幸せで初めて商品となるというのは今後大切にしていきたい考え方だと思っています。
コーヒーのことを知らずしてコーヒーを飲むなとは言いませんが、コーヒーを作っているすべての人に感謝をするということが増えていくことを願っています。
今日は何を見ようか
選ぶことを自分の糧にすることができたらいいですよね。
映画を見るときにぜひ参考にしてください。
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