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2020年のアース・オーバーシュート・デーはいつ?

今日、6月5日は世界環境デー。皆さんはどんな一日を過ごされただろうか。

国際NPO「グローバル・フットプリント・ネットワーク (Global Footprint Network)」は同日、2020年の「アース・オーバーシュート・デー(Earth overshoot day)」を発表した。

今年は、2020年8月22日と去年の8月2日に比べて、3週間程後ろにずらすことが出来た。

オーバーシュートデーとは
私たちの資源消費量が、地球が1年間で再生可能な資源量を上回る日のことをいう。この日をすぎると私たちは、未来から資源を借りて暮らす赤字状態となる。

コロナウィルスによる都市封鎖の影響で、化石燃料の燃焼によって発生する二酸化炭素の排出量や、建築用資材などに使用される木々の伐採が減少したことが、エコロジカル・フットプリントの削減に寄与した。

エコロジカル・フットプリントとは
私たち人間の生活を維持するのに必要な、一人当たりの土地および水域の面積を指す。youtubeの説明がわかりやすかったので、ぜひ見てみてほしい。

環境のために出来ることは様々だが、5R (拒否・ 削減・ 再使用・修理・リサイクル) などを意識しながら、ロックダウンが解除された今も私たち一人一人に、行動を始める/続けることが求められている。

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例えば、「エコバッグを持ち歩きレジ袋を断る、コンポストを始めてみる(LFCコンポストならデザイン性も素晴らしい!)、マイボトルを持つ、ミツロウラップを使ってみる(私は最近acowrapに惹かれている)、プラではなくガラス容器の調味料を選ぶ、エアコンの設定温度を高めにする、環境に優しい日焼け止めを選ぶ(サンゴに優しい日焼け止めなら脱プラも出来る)、自転車を活用したり、歩くことを楽しむ、牛肉食をお休みしてみる、着なくなった衣類をリサイクルに回す(BRINGに頼る)・寄付する、自然エネルギーを導入する(例えば自然電力ハチドリ電力とか)、環境保護に関する署名活動やごみ拾いに参加する、ベランダに植物を植えてみる(庭が広ければ植樹も素敵だ)、企業としてカーボンオフセットに取り組む」といったことが身近に始められることだろうか。

得た知識をSNSなどで共有することも良いと思う。たった1人にでも届けば、変化は起こせる。

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今回の発表結果を受けて、やり方を工夫すれば、地球への環境負荷を減らすことができるという明るい兆しが見えた。都市封鎖規模の大胆な変化が必要かもしれないが、それでも可能性は示された。

私たちはまだ、未来を変えられるのだ。力を合わせて、77億人で地球を救ってみせようではないか。

地球の未来がかかったここからの10年を守り抜いた世代として、語り継がれる歴史をつくろう。

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参考サイト:
最も早い到来!2019年の「アース・オーバーシュート・デー」は7月29日(WWF)
地球の資源を使い果たす日。あなたの「オーバーシュートデー」はいつですか? #movetheday(IDEAS FOR GOOD)
5月12日は日本のオーバーシュートデー。使える資源が底をつく日、あなたは何をする?(IDEAS FOR GOOD)

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