なんと!
大好きなお茶にも、プラスチックは潜んでいた。
ティーバッグに、ポリエチレンなどのプラスチックが使われているという。
お茶に限らず、だしパックなどもそうだ。
急須やティーポットに茶葉を直接いれて飲むに越したことはないが、そうは言われてもティーバッグが手放せない人も多いだろう。
そんなひとたちのために(自分自身も含め)、消費者にも地球にもやさしいティーバッグブランドを紹介したいと思う。
バイオダイナミック農法によってつくられた有機ハーブティーを提供する、オーストリア発のゾネントア社。製品自体に限らず、フェアトレードや太陽光発電の利用、カーボンマイナスを目指した植樹など様々な社会的取り組みを行っている。
ドイツ発のオーガニックティーブランド。厳しくかつ詳細に、品質および生産工程を管理し、100%非遺伝子組換えのハーブを使用した、無香料・無添加の製品を提供する。フェアトレードを行う茶葉の産地では学校建設や、ヘルスケア施設への融資を行っている。
アーユルベーダ由来のお茶から着想を得て始まった、アメリカ発のオーガニックティーブランド。工場における風力発電の利用や、ハーブ産地の学校、橋、病院建設に貢献もしている。お茶のタグ一つ一つに元気をくれるメッセージが書かれているのも特徴の一つだ。
ソイルアソシエーション(英国土壌協会)の認証を受けた、オーガニックハーブティーを提供している。フェアトレードや植樹、売上の一部寄付など様々な取り組みも行うこちらも社会派ブランド(英国発)だ。
フェアトレード団体であるピープルツリーも、有機JAS認証を受けたオーガニックハーブティーを販売している。ケニアでの安全な飲み水と生活用水をひくためのプロジェクトが元になり始まったフルーツやハーブの栽培が、現在では地域の人々の仕事を生み出している。
ソイルアソシエーション(英国土壌協会)の認証を受けた、英国発のオーガニックハーブティーブランド。リサイクルや工場内の廃棄物ゼロに努めたり、二酸化炭素排出量に配慮し、サプライチェーン全体の走行距離を最小限に抑える努力をしている。
英国市場にオーガニックティーを最初に紹介したというクリッパー。ソイルアソシエーション(英国土壌協会)や、日本の有機JAS認証を受けた品質の高いお茶を販売している。
こちらは環境に優しい無漂白のお茶パックだ。旭化成が開発した「ベンリーゼ」を使用している。コットン生まれの自然派素材で生分解性があるので、土に還る。
彼らのホームページを見ていると、自然への配慮に心が温かくなる。
こういうブランドが、認知度も売上も伸ばしていくことを心から応援したい。