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ナンバリングの魔法

やりたいことが山盛り。
やらなきゃいけないことが山盛り。
マルチタスクが得意。
思考があっちこっち飛びやすい。
待つのが苦手。
指示出し役。

全て私のこと。

こんな人間なので、
子どもたちがテレビに気を取られてポケ~っとしたまま
指定の時間になっても、
何も準備が進んでいないなどとなると、
怒涛のダメ出しと指示が飛び交いがち。

「ちょっと、片づけてって言ったじゃん!」
「持ち物バッグに入れた?」
「トイレも行って!」
「洗濯物が出てないんですけど!!!!」

私がイライラし始めると
子どもたちは見違えるようにテキパキ動くのですが…
「今こっちやってるの!」
「いっぱい言われてわかんなくなっちゃった(泣)」
ということも日常茶飯事……。

(全て「自分の思い通りに進めたい」というエゴや、
「時間に遅れてはいけない」という責任感が
根っこにあるのは重々承知なんですけれどね…
そんなに簡単に人間変われない・・・
ついついやっちゃうんだよなぁ・・・)

最近取り入れた
解決策

そこで始めたのが、
「ナンバリング」。

・・・根拠はない。
なんとなくスタートしただけなのですが。

「1番。パジャマを片付ける。
 2番。お顔を洗う。
 3番。お弁当をバッグに入れる。
 よろしく!」

これがもう、ストレスフリー。

子どもは優先順位とゴールが明確になる。
途中で一瞬気が散っても、
自らハッとして
「あ!まだ2番だった!!!」と
いそいそとタスクに戻ってくれる。
終われば堂々と遊ぶことができる。

そして大人は・・・
「やらないことを決められる」。

感覚値ですが、
子どもがしっかり覚えていられて、
かつモチベーションを保ってテキパキ動けるのは
3~4つ程度の指示まで。
機嫌がいい時は5つくらいいけるかな。
後出しせずに、今日の3~5つのタスクを設定して
そこでゴールを決めてしまう。

その背後に隠れた細かいあれこれまで
全てやってくれたらこの上なくうれしいけれど…
「全部やってくれたらうれしいなぁ」を手放して
「ここまでやってくれれば、ま、いっか」と
大人自身も合格ラインを下げることができる。

自分に対しても
ナンバリングを取り入れてみよう


ここまでお読みになっていてお分かりかと思うのですが…
このナンバリングって、大人にも通用するんですよね。

私たちはToDoリストつくったり、
MUST/WANTとかわけたりしてるけど、
どうしても一定の枠の中のものを全部やろうとしがち。
そして、全部できなかった自分に嫌悪感を抱きがち。

でも…「明確に」ナンバリングしてみたらどうだろう。
そして、
「上位3つ(1つでもいい)のことだけ今日はやる」を
朝宣言してみたらどうだろう。

ちなみに、私の昨日の「絶対やる」宣言は
「ミッションステートメントを仕上げる」。

いわゆる第Ⅱ領域。
「重要×緊急じゃない」、後回しにしがちなヤツ。

そして…仕上げましたよ!

仕事も少し残ってしまったけど、
ピアノもカリグラフィーも手を付けられなかったけど、
「ミッションステートメントは仕上げた」。
そうすると、充実感に満ちるのです。
積み残しのタスクではなく、
ちゃんとやり切ったことに目が向き、
自分を褒めたくなる。

さて、今日も一日が始まります。
私は本日の1番は「原稿2本仕上げる」です。
(明日からの3日間の過ごし方が重要だから
 そこの時間を生むために!!)

あなたの今日の1番はなんですか?

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