６つのメガネの交換日記 25通目 〜心地よいものを選ぶ〜
年齢も仕事も性格もバラバラ。
大人6人による「6つのメガネの交換日記」、25通目です。
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5人のメガネたちへ。
こんにちは。
私が前回この日記を書いたのはGW直後のこと。
あれから2か月半が経ちました。
私がみんなに聞いたテーマ、
「2021年上半期の課題図書orおすすめの一冊は？」
へのご回答、ありがとう！
自分のお教室像を描いているまゆみさんの「予祝」、
思春期の娘ちゃんとの関係を見つめるのぞみさんの「声掛け」、
新しい自分のホームタウン「NY」を知ろうとする るこさん、
自分のやりたいことへのヒントを探る あるまさん、
再読で記憶を反芻し、そして改めて一冊を味わうきっこさん。
何気なく投げかけたこの問い、
答えてもらうと自分の知らない一冊に出合えるという面白さに加えて、
その瞬間のそれぞれの興味や悩み、意欲を覗くようで、
とても興味深かった！
「いまどんな本を読んでるの？」と聞くことで、
目の前の人はある悩みや目標にたいしてどんなアプローチをしているのか？
自分には思いもよらない角度や方法を知るいいきっかけにもなりそう。
これから、もっといろいろな人にこの質問をしてみたい。
自分の視点を増やし、
相手をより深く知ることができるきっかけになりそう！
そう思わされました。
私の働き方、その後。
さて。
「何者かになりたい」と思うと、ついつい「肩書」や「職種」のようなわかりやすい「ラベル」をゴールに貼り付けようとしがちだけれど・・・むしろステレオタイプの肩書ではなく「自分にとってどんな状態」が幸せなのかを考えないと、ずっと見えない「何者」さんを追うことになるんじゃないか・・・って。
ちょうど「これから私は何を書いていこうか？どう書いていこうか？どんな働き方をしていこうか？」と思い始めた私の心に問いかけるようなこのお話を聞いてしまって以来、自分自身をもう一度見つめている今日この頃です。
・・・私は前回、こんな風に思いをつづりつつ、
そのときの「私の一冊」をご紹介しました。
「ライター」と名乗りながら日々書きつつも、
まるで雲に乗ったかのように、足元はふわふわ、
そして風に流されるがままあっちこっちへ行っているようで、
どんなスタンス、どんな心持ちで書いたらいいのかが
わからなかった2か月前。
その後、本を読み、
コーチングを受け、
ストレングスファインダーもやったりして・・・
実はかなり猛烈に内省とアクションを繰り返した2カ月半でした！（笑）
そんな中、私が行きついた一つの指針。
それは、
心地よいものを選んでいい
他人からの「もったいない」や、誰かからの「こうしてほしい」、
自分の「こうしなくてはいけない」という思い込みを手放してしまう。
そして「自分が嬉しいか、ワクワクするか、心地いいか」――
それだけに照らし合わせて選び取っても、
しっかり自分は成長できるし、むしろ自分が活かされる。
そして自分も周りもご機嫌にすることができる。
だから大丈夫、それで大丈夫。
・・・そんな赦しを自分に与えることができました。
これまで、「自分にOKを出す」っていう言葉を聞いても、
どうやるの？どんな感覚なの？私はOK出しているの？…って
実はよくわからなくて。
でも、実際に赦してみると、「あ、OK出した」って
しっかり感じることができるものですね。
そうして少しずつ前進しつつある中、
最近、WEB配信の新聞の「記者」という肩書を増やしました。
いろいろな気づきを得ています。
・・・「書く」ことの方向性を探っていた私。
でしたが、この2カ月半考える中で、
「書く」は私にとって一つの重要な手段ではあるものの、
「目的」そのものではなく、
その根っこには「自分の見たものの、感じたことを『伝えたい』」
があることに気づきました。
だから、「書く」ことそのものを追求するのではなく、
「会いたい」と思える人に会いに行って、
新しいストーリーに触れ、
それを隣の誰かに伝えるようなスピード感をもって発信できる
「記者」という立場が、とても楽しい。
これまでWEBライターで悶々としていたのは、
「取材」に足を運ぶことなく情報を収集して
書かざるを得なかったからなんだ！と
ようやく気付くことができました。
ある意味、ローカルなニュースを扱うというのは、
「小さな世界」にこもるようなイメージがあり、
進むべき道に逆行するようにも思えていたのですが・・・
でもなんとなく「心地よさ」を予感して、
なんだか気になって仕方なくて。
そして実際にやってみたら、
「聞いて、触れて、伝える（書く）」という行為が、
こんなにも解放的で自分を満たしてくれるとは・・・！
行動してみて初めて気づきました。
そうして今わたしが大事にしているのは、
・高さを極めるのではなく、面積を広げるような成長を楽しむ
・「苦しみを選ぶ」ことが自分のためだと思わない
・徹底的に「心地よい」ものだけを選ぶ
・・・ということ。
「いま私が暮らし、生きるこの場所を、
もっと好きになる、徹底的に楽しむ」
・・・そんな思いを心に抱きながら、
半径数kmを駆け回る日々です＾＾
これからいよいよ暑さも本番。
オリンピックでも見ながら、いい夏にしましょう！
さぁ、お次はまゆみさん。
次のみんなへのテーマ、楽しみにしています＊
2021.07.26 みほ
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