脳をその気にさせると身体の動きまで変わるという話

「イメージトレーニング」
スポーツの世界なんかでよく聞く言葉ですよね。
サッカーのシュートイメージ、バットで球を打つイメージ、ゴールを駆け抜けるイメージ...... イメージすることで理想のプレイに近づけようとするトレーニング。

スポーツ以外でも、もちろん使います。たとえば、仕事で重大なプレゼンをすることになった、なんて時に事前のイメトレをして臨んだことがある人も多いかもしれません。

そもそもイメージトレーニングって何のためにやるのでしょう。これって意味があるの?って思いませんか。

実はね、イメージトレーニングって、効果、あるんです!(でないと今日のnoteこれで終わっちゃう〜)

イメージトレーニングとは何か。
即ち、それは”脳をその気にさせる”ということなのです。

頭上に?が浮かんでいる方もいるかもしれないので、ここで一つ、実践をしてみましょう。

まず、足を肩幅くらいに開いてまっすぐに立ち身体をひねります。

↑こんな感じで腕を伸ばし足を動かさないようにしながら身体をひねってください。

もうここまでしか行かないよっというところで捻るのを止め、位置を覚えます。目印が無ければ移動して目印を見つけてくださいね。

↑今回はわかりやすいようテープで目印をつけました。

次に身体を元の位置に戻して目を閉じます。
そして、頭の中で先程のように腕を伸ばし、身体をひねるイメージをします。実際に身体は動かさないで、ただイメージするだけです。

イメージの中で目印のところまでひねったら

「もっと行くー、もっともっと伸びるー」
「はい、ぐいっと身体が回っていくー」

と言いながら遠くに伸びていくイメージをしていきましょう。実際に声に出したり、誰かに言ってもらいながらするとより効果的ですよ。出来るだけ遠くに行くようイメージを膨らませてください。

そして目を開けて、最初と同じようにして身体を実際にひねってみると……


さっきよりも手の位置が遠くに伸びています!手品じゃないよ!

個人差もありますが、やってみるとびっくりするほど変わる人が結構います。

これは、NLPというきちんとした理論に基づいたものです。
NLPとは「Neuro Linguistic Programing」の略で日本語にすると神経言語プログラミングと言います。

NLP自体、とても奥の深い分野でここでは説明しきれませんが、様々な場面で
応用されています。

例えばテニス選手のアンドレ・アガシがNLPを学んだ世界的なメンタルトレーナー
アンソニー・ロビンズのコーチングによって世界No.1に復活したというのは有名な話もありますし、あのオバマ元大統領もNLPを演説に活用したそうな。

私自身、カウンセリングでこのNLPの考え方を取り入れたりもしています。

脳をその気にさせると、身体の動きが変わってくる。
それだけでなく、コミュニケーションや人間関係の築き方、ストレスケア、自己成長など、生き方まで変化してしまうのです。

なんかやる気でないなぁとか、上手くできないなぁとか、そんなことあったら「脳をその気にさせてみる」と考えると、脳くんが頑張ってくれるかもしれませんよ。


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