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人事のプロでも陥るキャリアのモヤモヤ:原因とその対処法

こんにちは、キャリア戦略家の森数美保です!
キャリア戦略をベースに「選べる自分になる」キャリパトを運営しています。

先日、人事限定で無料のキャリア相談会を実施しました。


登壇やユアパト事業で人事の方とお話しする機会がさらに増え、「みんな"今"と"未来"に悩んでる!」 「めちゃくちゃ気持ちがわかる!なんとかしたい!」と思うようになったのがきっかけです。

面談やアンケートで見えてきたことは、人事に限らずあらゆるキャリアのモヤモヤに通じる「深い悩み」でした。

この記事を読むことで、キャリアに対する不安や悩みを解決するためのヒントを見つけ、明日からの行動変化につながると嬉しいなと思っています!


キャリアの悩みTOP3

  1. 今後のキャリアの方向性が決まらない

  2. 自分のキャリアの強みがわからない

  3. 悩みを解決する方法・行動がわからない


1. 今後のキャリアの方向性が決まらない

人事領域は非常に広く、採用、労務管理、人材育成、組織開発など、様々な専門分野があります。そのため、どの分野に注力すべきか、迷っている方が多いです。

さらに、こんな課題感があります。

求められる能力が広範囲に渡るため、適性で選ぶと絞られる
採用に求められる能力と労務に求められる能力は対極にあります。そのため、適性や価値発揮の観点から見ても、人事全ての仕事内容をカバーし、同じ様にパフォーマンスを上げることが困難です。

専門家になるのか、やれることを増やすのかの判断が難しい
上記の理由から、人事として「何の専門家」になるのか?そもそも、専門家になるのが良いのか?の判断が難しいです。

人事制度の経験は、能力ではなく組織フェーズに依存する
人事制度がすでにあり問題なく運用されている場合は、「運用の経験」しか積めません。一方で、これから制度を作るフェーズで入社すると「人事制度をつくった経験」が得られます。つまり、"どのタイミングでそこにいるか"が重要です。

2. 自分のキャリアの強みがわからない

人事キャリアの人に限らず、自分の強みがわからないという悩みを持つ人は多いです。以下のような要因が考えられます。

・1社に長くいると、他社の人と比べてどうなのかがわからない
・市場ではどのようなキャリアが求められているかがわからない
・強みと言っていいのかの判断がつかない

これらの要因に共通するのは、「フラットなキャリアフィードバックを受ける機会が圧倒的に少ない」ことです。

3. 悩みを解決する方法・行動がわからない

「悩みを解決する方法・行動がわからない」という声も多く寄せられました。具体的なアクションプランが立てられないことが原因です。年代別に悩みの種類が少しずつ違っており、

・20代:「キャリア成長」「ライフイベントへの対応」
30代:「キャリアの専門性」「管理職への昇進」
40代:「今後のキャリア」「ワークライフバランス」

少しずつキャリアの悩みが変わっていることがわかります。

・悩みを解決する手段として、転職する方がいいのか
・転職するにしても、どのような会社(事業内容、規模、フェーズなど)でどんな職種や職位を選択するのがいいのか
・そもそも人事以外の選択肢は検討しなくていいのか

色々モヤモヤは抱えつつも、日々の業務に忙殺されてじっくり考えることができない。それどころか、仕事のパフォーマンスにも影響が出ているというかたがほとんどです。

大事なこと

自分のこれまでを知り、市場を知り、改めて自分を知る。 これがキャリアを構築するための基本です。

ステップ

  1. 自分のこれまでを知る: "自分そのもの"を知る作業です。他の人とは関係なく、自分自身を見つめ直します。

  2. 市場を知る: 強みは相対的に決まり、評価は他者からされるものです。市場のニーズを理解することが重要です。

  3. 改めて自分を知る: 他の人や市場を知ってから、改めて自分を知ることで、自分の強みを客観的に評価します。

  4. 今のままで目指せる選択肢を知る: 

  5. キャリアテーマを設定する

  6. キャリアテーマを判断するための軸を決める

  7. キャリアテーマを実現するためのプランを練る


2度「自分を知る」がある理由について補足させてください。
step1は、"自分そのもの"を知る作業です。他の人がどうとか関係なく、自分自身のこと。ただ、強みは相対で決まりますし、評価は他者からされるものです。なので、他の人や市場を知ってから、改めて自分を知るという作業がとても大事なんです。

キャリアの棚卸しまではできても、
・市場と照らし合わせるとどうか(現在地)
・キャリアテーマとして適切なものは何か(未来)
・どのように未来のキャリアをつかむか(実現性と具体行動)
がわからず、具体的な行動に移せないでいる人も多くいます。


現在地と未来がちがっているケースもたくさんみてきたので、どうか、しっかりと理論にそって考えてほしいです。

もう一つ大事なこと

思考で未来は変わらない。未来を変えるのは行動です。

キャリアでの行動と言うと転職を思い浮かべるかもしれませんが、転職するかどうかの判断には他の選択肢を知らなければなりません。キャリアテーマと判断軸に沿って現職を整理し、ベンチマークとして利用しましょう。これにより、「転職する/しない」という選択肢だけでなく、より広い視野でキャリアを考えることができます。


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