なんのために働くんだろう
ある日ふと考える。そんなことありませんか?
働く理由はみんなバラバラです。楽しくて働いている人もいれば、生活のために働いている人もいる。働く理由に正解はないと思ってます。
私はというと、、
大学を出て就職した時、はたらく理由は「そういうものだから」でした。
「学校を卒業したら働くもの」と思っていたので、"何のために働くのか" "働くことを通じて何を成し遂げたいのか" なんて考えていませんでした。
結婚したら仕事を辞めるんだろうなと漠然と考えていて(我が家は典型的な昭和家庭で、父 : 働きマン、母 : 専業主婦。そういうものだと思ってました)、それなら定年まで一家の大黒柱になる未来の旦那様の気持ちがわかるよう死ぬほどハードそうなところを選んでみよう!
いやになるくらい、意識低めのファーストキャリアチョイスでした。
働くってめっちゃ大変…!
仕事を始めて最初に思ったことは「働くってこんなに大変なの…?!」
初任給もらった時に思ったのは「お父さんごめんなさい」でした。こんな大変な思いをして父はずっと家族を養ってくれてたのか…と衝撃でした。
当時は一生働く覚悟を持ち合わせておらず「結婚したらやめよう」くらいの気持ちだったので、「家族のために "働かない選択肢がない" ことがすごい!」って思ったんですよね。今でもそう思っています。
男女関わらず、大黒柱すごい!!
そんなスタートでしたが、1年目が終わって2年目に入る頃にはすっかり「働く」ことにハマっていました。
なんでなんだろう。
自分がやったことが誰かの役に立つ、喜ばれる。
価値を届けることで仕事が成り立つ。
そんな経験は初めてだったので、それが嬉しかったんだと思います。
変化する価値観
働く目的は少しずつかわってきました。
新卒の時は顧客に価値を届けるため。3年目にマネジメントをするようになてからは、メンバーの成長と事業拡大も視野に。
大きな変化は、子どもが生まれてからです。
という気持ちが芽生えました。そのために自分自身が夢中になって楽しく、誇りをもって働くことが大切。
以前読んだ本に、"子どもをもつと明日が2つになる" と書いてありました。良い言葉だなーと印象に残ってます。
明日が2つになるというのはこういう意味です。
確かにそう。でも、「一緒にみていた明日。2つみてた明日は、また1つになる時がくる」と思ったりもします。
子どもは成長すると自分のコミュニティを作り、いろんな可能性を手にして巣立っていきます。別々の明日になるわけです。
「子どもが巣立った後、自分に何が残るのか?」と考えた時に、私は自立してたいと強く思いました。子どもありきの私ではなく、私は私として生きる。私の場合、そのための手段が「働く」でした。
働くことは手段の1つ
働くことは手段であり、目的ではありません。
就職活動してた時の私は、就職することがゴールになってしまっていたんだなーと今となればわかります。そんなスタートでしたが、今のわたしにとって「働くことそのもの」がとても重要になってます。手段の1つなんだけど、とても大切で重要な手段の1つ。
宝くじ1等が当たっても働きつづきけると思います…笑
なんのために働くのか?
それでも、働いていればなんでもいいというわけではない。
数ヶ月前、わたしは大きな決断をしました。私にとっては大きな決断。
現職 株式会社キャスターを辞めるという決断(2022年1末最終出社、2末退社)です。キッカケはいくつかありますが、大きかったのはこれ。
(KPTは振り返り手法の1つです)
子どもたちは、「今日こんないいことあったよ!」「これがんばったよ」って次々とKeepとTryをいうんだけど、全然言えない自分に気づいたんですよね。
「あれ、わたし停滞してる?子どもたちに置いていかれるぞ」
このとき、強い危機感を持ちました。
今のポジションを辞めるのはもったいないのかもしれない。でもその「もったいない」のために過ごす1年と、今持ってるものを全ておろして1からトライする1年。「どちらが成長できるだろう」と考えた時、心が決まりました。
これから
事業と組織どちらかではなく両方磨いていくのが、わたしの「好き×得意×大事な価値観」です。ワンストップで事業をまるっとみてきて、「事業と組織は両輪」だと痛感してます。
これが "私らしい在り方" なんだよなーと。
さぁ、新たな一歩!!!
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