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ブランディングとデザインのFAQ10選。あなたのモヤモヤをスラっと解決。

こんにちは。ニューヨークでデザイナーをしている mihomi です。アメリカ進出におけるブランディングやデザインについて、日本のクライアントの皆さんからお問合せいただいた質問にQ & A方式でお答えします。

Q1. どうして日本のブランディングやデザインをそのまま使っちゃいけないの?

A : それは、北米向けにビジネスを行う多くの日系企業のブランディングやデザインが、日本人目線で作られた日本式だからです。アメリカ人が好きなものとは違うのです。北米進出を目指すのであれば、アメリカの文化、習慣、思想などの社会的背景を理解した、アメリカ人受けするものを創造しなければいけません。

こちらの ↓ 記事にもブランディングの効果について詳しく説明しています。

Q2. どうしてブランディングが必要なの?

A : それは、企業が顧客から選ばれる存在になるためです。巷には似たようなモノやサービスが溢れています。どうせ同じようなものなら安いものを、と思ってしまうのが顧客・消費者の心理です。しかし、ブランディングに成功した企業は、競合他社との価格戦争に陥ることはありません。それは、企業がブランディングを通じ、”A社のモノには価値がある” と、はっきりとしたイメージを、顧客・消費者の心に深く刻みつけたからです。優れたブランディングは企業価値を高めます。その結果ビジネスを有利に進めることができるため、利益向上にも貢献します。

グローバルビジネスを目指すのであれば、北米マーケットへの参入は必須です。しかし、市場が大きいということはそれだけライバルも多く、企業の製品・サービスを効果的にアピールすることができません。日本の素晴らしい技術や着眼点から生まれたイノベーティブなビジネスがあっても、多くの日系企業はその売り込み方を知りません。そこで、まず、アメリカ人にも支持されるデザイン性の高い企業独自のブランディングを使い、他社との差別化を図る。そしてその高品質なブランディングをマーケティングにも落とし込み、販売促進に繋げていくことが大切です。

こちらの ↓ 記事にもブランディングの効果について詳しく説明しています。

Q3. B2B にブランディングなんて必要ないんじゃない?

ブランディングはB2Cだけのものではありません。新型コロナの影響で、アメリカを含む多くのB2Bビジネスがオンラインへとシフトした今、購買決定はインターネットでの情報収集や、競合他社との比較検討が主流となりました。その購買決定権を持つのが、アメリカではミレニアル世代。最新テクノロジーの恩恵と、B2Cでのオンライン・ショッピングと共に成長してきたミレニアルが求めるものは、製品・サービスの機能性だけではありません。B2Cブランドのように洗練されたビジュアル。ブランドメッセージから創造される企業独自の世界観。使い勝手の良いユーザー・エクスペリエンスを兼ね備えたウェブサイト。シームレスなデジタルマーケティング。そう、彼らはB2Bにおいても、B2Cのように企業との感情的な結びつきを大切にしているのです。特にアメリカのB2Bテック企業は、デザインをビジネス戦略の一部として重要視しており、ブランディングにも強い関心を示しています。一貫性のあるブランディングをベースに作られるマーケティング戦略は、企業を広く深く印象付けるのに多大な効果が期待できるからです。それにはまず、すべての受け皿となる企業独自の魅力あるブランド構築から始めてみてはいかがでしょうか。

Q4. スタートアップなので、インハウスだけではデザイン業務をこなせないんですけど。

私たちのデザインサービスを通じて、貴社のニーズにあったカスタムデザインを提供します。デザイン全般をお任せくださっても結構です。貴社のビジネスゴールを確認した上で、目標達成に向けての最善策をご提案させていただきます。

Q5. 自社インハウスのプロダクトデザイナーでもブランディングができると思うんですけど。

できる場合もあります。でもそれは、プロダクトデザイナーさんの経緯や経験にも依ります。プロダクトデザイナーの本業は、ユーザービィリティーの高い素晴らしいプロダクトをデザインすることです。経営戦略であるマーケティングのコアとなるブランディングを構築することではありません。

Q6. ブランディングを刷新することによって会社の価値を上げたいんですけど。

十分可能です。私たちのアメリカ企業クライアントはブランド再構築の後、実際にその業界の大手に買収されました。高品質のブランディングや魅力のあるビジュアルで顧客を惹きつけておくことは、バイアウトや IPO を目指すスタートアップ企業にとって重要であると私たちは考えます。

Q7. どうせなら似たようなビジョンをもっている人達と一緒に仕事がしたい。 Mihomi のビジョンは何?

日系企業の皆さまの北米進出をサポートさせていただくことにより、日本とアメリカをつなぎ、内外の皆さんに喜んでいただきたい、日本を豊かにしたい、というミッションを持って仕事をしています。アメリカ式のデザインを通じ、日系B2Bやスタートアップ企業のグローバル化に貢献したいと思っています。

Q8. 一般的な海外進出支援コンサルティング業者経由のブランディングでは、デザイン性がイマイチで不安。

一般的な海外進出コンサルティング業者経由のブランディング、アートディレクション、グラフィックデザインでは、ありきたりなものしか得られません。貴社独自の魅力や世界観を北米に向けて発信する為には、ターゲットマーケットに沿った、デザイン性の高い、経営戦略としてのユニークなブランディングの構築が必要です。私たちは全てのクライアントの皆さまに、企業独自の強みを引き出す、アメリカ式のカスタムデザインを提供いたします。

Q9. Mihomi より、アメリカのブランディングエージェンシーに発注した方が良い気もするんですけど。

アメリカのエージェンシー、憧れますよね。何もかもが洗練されて素敵に見えます。でも、もしプロジェクトが始まれば、言葉の壁や文化の違い、費用面でのモヤモヤに、毎晩悩まされるかもしれません。更に日系業者のきめ細やかで丁寧な対応に慣れ親しんでいた場合、アメリカ業者の対応に、なんでこうなるの?と頭を抱えてしまうこともあるでしょう。

Mihomi のコアメンバーは100%バイリンガルの日本人です。深いマーケティングリサーチや、アドバンスドテクノロジーを必要とする場合には 現地の有能なメンバーが加わることもありますが、プロジェクトマネージメントは全て日本語で対応します。私たちは、クライアントのビジョン実現に向け、クライアントのニーズに寄り添いながら共に走り続ける覚悟をしています。

アメリカのクライアントを満足させた、プロのデザイナーとしての長年の経験とスキルを生かし、貴社独自の世界観を引き出す最高のブランディングの構築を目指します。

Q10. アメリカ仕様のデジタルマーケ用コンテンツを作成してみたいけど、企画、デザイン、英語でのコピーライティングに全く自信がないんですけど。

せっかく素晴らしい製品・サービスがあるのに、アメリカ人にそれをうまく伝えることができない、わかってもらえない。とても歯がゆいことですね。私たちは、ビジュアル・コミュニケーションの問題や課題を、戦略的なデザインでサポートするプロフェッショナルです。アイディアとクリエイティビティをフル活用し、アメリカ人の感情に訴えかけるコンテンツで、貴社のデジタルマーケティングを戦略的にバックアップします。


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私は、ニューヨークのアートスクール卒業後、数々のリアルワールドでのプロジェクトを通じ、本物の ”ビジネス戦略としてのデザイン” を習得しました。アメリカ式デザインで世界的に活躍されたい方、なんだかよくわからないけれど、ご自身のコーポレートサイトに危機感を感じている、テックスタートアップ関連の方、あなたの会社の魅力を最大限に引き出すブランディングに興味のある方など、こちらまで お気軽にご連絡ください。

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