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稲刈りが終わらない

今年は猛暑ではあったけれど
昨年のように雨のない極暑の日々ではありませんでした。
雨がいい感じで降ったので
粒も大きく美味しいお米になりました

9月4日から刈り始め
晴れた日は稲刈り作業
そうでない日は籾摺り(モミスリ)作業

籾摺りとは刈ったモミからモミガラを取り除いて玄米を紙袋に詰める作業

稲刈りと籾摺りの合間に
大量に出たモミガラを田んぼに運んで撒く
そんな作業を夫とずっとしています

稲刈りは晴れて稲が乾いていないと出来ません
(ものすごく大きな高性能の稲刈り機コンバインなら出来るらしいですが、我が家の機械は古くて小さいものです😅)
コンバインを使っていても田んぼの四隅など機械で刈れない所は手刈りをします
田んぼの枚数が多いと手で刈る部分も多くなります
稲刈り機コンバインのタンクがモミでいっぱいになると
軽トラックの荷台に取り付けたタンクに吐き出し
作業小屋のモミ乾燥機に運び入れます
そして乾燥が終わると籾摺りをするわけです

そんな毎日を繰り返していますが
数日前からの長雨のせいで
稲刈り作業の中断を余儀なくされています
東北でもまだ刈り取っていない田んぼはまだまだあると思います。
まだ刈り取っていない田んぼがある稲作農家は
みんなじれったい思いをしているはず
稲は米粒が稔って重くなってきているので
だんだん倒伏が気になってきています
完全に倒伏して水に浸かったままになると
米の質が落ちてきてしまいます

雨に濡れる黄金色に染まっている田んぼをながめながらため息が出ます
一昨日は疲れが溜まったようで
一日中体調不良でした
昨日からすっかり元気になっていますが
心は重いです

天気に文句を言ってもしょうがないので
今はただ無事に収穫作業が終わることを祈るばかりです

新米を年間予約していただいている
長年のお客様に来年の干支の編みぐるみをプレゼントしています
去年は「タツ」を量産しました
今年は来年の干支「へび」を頑張って編んでいます
ヘビのデザインがなかなか決まらず
編み始めるまで時間が掛かってしまいました
今年は定期購入のお客様がすごく増えたので
本当は皆さんに編みたいのだけれど……

いえいえ、頑張るしかないですね💪😤

「特別栽培米あきたこまち」と一緒に
「福」も届けたい、そんな気持ちです

早く秋晴れになって〜🙏

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