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議論に真摯に向き合わない少数意見をどこまで尊重するのか?

全会一致の意味をはき違えてはならない

少数の方のやる気のない態度の方によって議会改革が進まず、時間ばかり浪費されています。とある会議での合意形成は、全会一致が前提となっています。

「一人でも反対があれば実行しない」です。

そんな議会運営を前提とする中で、議会改革に前向きなメンバー達は頑張っていますが、無駄なのではないかと思い始めました。

全会一致としている理由は、議員が選良であり市民の代表だから、前向きな議論の先により良い解がある姿を前提としていますが、特にデジタル化やSNS発信については「詳しくないからわからない、だから反対!」のようなたいして調べもせず考えもしないで、自分の意見だけ主張するような、ごく少数意見を尊重して全会一致を目指そうとするのは、おかしいと思っています。

分からない人を取り残さないための案を出すのが議員の仕事だ

「分からない人のことを尊重して欲しい」。これはデジタル政策を進める時によく言われることです。しかしながら、分からないからやらない主張をすることが民主主義なのではありません。全体を俯瞰して社会にメリットがありそうなら、分からない立場からみて、分からない人を取り残さないための案を出していくのが民主主義を支えることであり議員の仕事だと私は思います。

二言目には「自分詳しくない、分からない」とおっしゃるので理由を言えないのかもしれませんが、詳しくないなら出来る人の意見尊重してほしいですね。

分かったふりして古い時代の常識振りかざすのもやめてほしいです。
やらない理由尤もらしく話す、耳触りの言いこと言ってまとめようとするのも迷惑です。

デジタル化において、個別意見を聞きすぎていたら全体のパフォーマンスは上がりません。時勢や全体効率を考えて、不得意でも勉強してトライするのが社会人としての常識だと思いますが、難しいならせめて、デジタル世代の筆記用具を使う権利を認めて欲しい。

今時、筆記用具同様のパソコンを会議の場(本会議場)に持って入れない組織の実態を、市民の皆様はどうみるのでしょうか。私たちは羽を縛られながら、駄々っ子相手に真摯に向き合うことを要求される実態があります。もっと本質的な仕事に時間を割きたいです。

市民の皆様、この経過、ぜひご注目下さい。
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