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【ホチキスを見せた】

① 娘がホチキスをゴミ箱に捨てていたことが発覚し、

②それをどうやって、怒らずに娘と話すか?を考えた後

③👈今ここ:捨てられていた(けど直った)ホチキスを、見せました。


毎晩、娘が寝る前に、私が子守唄を歌ってお休みを言う、という"儀式"を、まだ続けている。赤ちゃんの時から歌っている、ドイツ語の子守唄。いつも同じ曲だ。

10歳になるのに、まだそんなことしてるの?
と、人には、笑われるかもしれない。

でもその"儀式"の前は、

娘と私が2人きりになり、その少しの時間は、(大抵は)2人ともリラックスできる時間だ。

彼女がその日私に話し足りなかったこと、心に留まっていたことなどを、話してくれる時間、話してくれやすい時間。

私にとっては、時間をかけて、集中して話したいことを話す、チャンスでもある。

⭐️ ホチキスを見せた

昨日。

"儀式"の前、1番リラックスして話せる時間に

手のひらにホチキスを乗せて、娘に見せた。

「ゴミ箱で見つけたよ」

娘の表情は、やや硬くなったものの、想像していた後悔の表情などは、見られない。(でも私別にイラっとしなかった。心に目標があったからかもしれないな…)

娘は、説明し始める。

ホチキスが壊れた時、同じ部屋にいた主人に、これどうしたらいい?と聞いたらしいのだ。

(パパが見ても)直らなかったので、

「もう捨てちゃって」

と言われたらしい

ピキッ💢
(主人に対して)そう簡単に捨てちゃえって言うな❗️
(娘に対して)なんで私には言ってくれなかったの⁈私が貸したのに

まあでも、これは私のホチキスだって、念は押さなかったな😩

色々言いたくなったが、言わなかった。
(👆私、ここは頑張った)


「ホチキス、直ったんだけど、学校に持って行く?」

うん
(文房具を入れている)袋を(学校から)持って帰ってきてから、持っていく
そうしたらなくさないから…

「今度壊れた時は、捨てる前に、相談してくれる?」

うん

彼女の中に、少し何かの感情が溢れてきたのか、顔をあまり見られたくないようなそぶり。

ただ眠かっただけか、泣けてきたのか、目を擦っていた。


(私はここで、子どもの頃、最後に「なんか言うことないの⁈」と、謝ることを強制されたのを思い出し、苦しくなる😩)


娘は、謝りはしなかった。

⭐️ 謝らせなかった(私的にはセンセーショナル)


こういう時、謝らせるべきなのではないのか?

そうおっしゃる方も、いるかもしれない。

「何かいうことないの⁉️」

こういう場面で、私が親に言われた言葉だ。


ここは謝る場面だ❗️謝れ❗️悪かったと思え❗️お前が悪い❗️


そういうメッセージにしか、私には伝わらなかった。

いつも最後、親に言いくるめられ、最後には不本意に謝らされた

という記憶しか、

心にも身体にも残っていない。


それどころか、

『私は悪くないのに』

という反発心が、心に残っている。

『私は悪くないのに』の裏には

『私の言い分も聞いてよ❗️』
『私がどうしたかったかも、聞いて❗️』
『私の心に寄り添って…』

という悲痛の叫びが隠れてるって、今は思う…

だから今回は

娘を責めず、彼女の言い分を聞いて、終わりにした。

(👆これって私の中では、かなりセンセーショナル、画期的で。親にされたようにしか、娘に接することができないことが多く、苦しかったんだけど、今回、親から学んだのとは、違う行動に移せたから✨)

⭐️ 彼女は実は、『悔しかった』


次の日になって、改めて考えてみたら…

彼女は、主人には、"捨てる前に相談した"んだ

もしかすると、

"相談したのに…"

と思って、悔しかったのかもしれないな…

そう思ったので、聞いてみた。

「(昨日話した時)ママは"今度壊れたら、相談してね"って言ったけど、あなたはパパには、相談してたんだよね。ママにそう言われて、"相談したのに"って思った?」

案の定、うん、という答え。

昨日は見れなかった、満たされた表情が見れた。

"ママはわかってくれた"

と、感じてくれたのだと思う。

よかった😊


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