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小学校で色鉛筆ではなくアプリを使って絵を描いてみたら・・

2年生に進級してからも、毎日給食前から通学する次男が、何回かだけ授業に参加したときのことです。

国語のお話にでてきた「たんぽぽの絵を描く」というお題がだされましたが、自分がやりたいと思ったこと以外は死ぬほどやりたくない次男。

ちょっと変わった子特権(?笑)で、校長先生に許可をもらって自宅からタブレットを持参していたので、
「Procreate(プロも使っているがお手頃なイラストアプリ)を使って描いたら?」と提案したところようやく描き始め、5分ほどでこの絵を描きました。

「たんぽぽ」ゆうた作

みんなが30分以上かかって白画用紙にたんぽぽを数本描いていたのに、終わりの方に途中参加した次男がささっと描いたので、
「すごいー」
「絵うまいな」
と何人か集まってきてくれて、次男も少しうれしそう。 

実はアプリの機能を使うと、塗りつぶしはもちろん、草や地面のテクスチャも一瞬で描けるのです。なので、描き手は色や構成に集中できるし、色鉛筆とは段違いのスピードで描けるのです。

なので、
「アプリ使ったらこんな早く描けるんだよ」
「プロの漫画家さんもアプリで描いている人が多いよ」
とちょっぴりネタばらしをしてあげると、子どもたちもすごく興味を持っていました。

クラスの中に、みんなとは違った手法で絵を描くこんな異質な存在が1人いるだけで、「絵を描く」を超えた、新たな気づきや興味にちょこっとでもつながったんじゃないかと思いました。

日々、いかにオリジナリティを出せるかの勝負をしている起業家としては、全員が白い画用紙に、緑の茎に黄色の花のたんぽぽを数本描かれた絵がいっせいに壁にはられている様子を見ると、ほんと・・
「私に授業をやらせてくれー!」
と思うばかり。

孫泰蔵さんの『冒険の書 AI時代のアンラーニング』のメッセージも同じだと思いますが、学校の壁や、子供と大人の壁がなくなるとよいなと思います。タブレットさえあればもはやどこでも学べるし、そもそも子供は誰かから教えられる存在ではなく、未来をつくる感性を一番持っているのだから!


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