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Why High Tech High 教育大学院?part2


将来、何がしたいの?

ハイテックハイ教育大学院ではEducational Leadershipを学びます。
最初にコース名を見たときには、「違うな」と思いました。この大学院に通う院生はすでに学校で管理職についていたり、将来学校創りをする人が多いようです。管理職でもないし、管理職に興味もないし、ましてや学校創りなんて…。

そんな時、尊敬をしている方に「筒井さんが学校創ったら面白いと思う。ただし、あなたは自由な発想で道を切り拓く人。そんなあなたの手綱をひく人を必ず見つけるんだよ。」という言葉をもらいました。その方は私が30歳の時に教員の道に進めるよう、導いてくださった方。その方が決める人事は「え?」と思うものばかりなのに、確実に後で自分の成長がわかる。だからこそ、この一言は大きな原動力となりました。もしかしたらそんなことに挑戦してみたら、面白い人生になるのではないかと。

「どんな学校を創りたいか」を自分に問い始めました。「これまでの固定概念にとらわれない学校」が漠然と頭に浮かんだものの、自分の中で定義をしている「固定概念」とは何か。そこで、最初にたどりついたのが、「教員も幸せな学校創り」です。学校は生徒が主であるべきで、生徒のためのものです。しかし、学校には教員と生徒が共存しているのに、生徒だけの幸せを考えれば良いのか。

そんなことを考えていた時に、自宅の本棚を見渡すと、何年にもわたり組織創りの本を集めていたことに気づき、潜在的に存在していたことがわかりました。私は気になる本はすぐに買ったり頂いたりしますが、本に呼ばれるまで読みません。ようやく、正式にご対面をした気分になり、次から次へと読み漁りました。

そうしてたどりついた結論が「関わる人すべてが幸せになれる学校創り」です。「関わる人」とは、教員・生徒・保護者・家族・地域コミュニティなど。「自分が幸せになる」ことはもちろん、「あの人もこの人も幸せにしたい」そんな想いであふれた学校創りを目指したい。そんな学校で育った生徒は外に出ていっても自分と他人の幸せを考えられる人になっていくでしょう。その学校創りを実現するためには、学校を動かす教員の組織創りが要となる。教員組織がしっかりしていれば、自ずと学校文化の基盤が整うからである。
そんなことを考え、理論と並行してハイテックハイの小学校から高校の学校現場に入り込んで実践をしながらEducational Leadershipを学べるハイテックハイ教育大学院を受験することを決心しました。

このあと、「幸せとは何か」という思考が次に始まりますが、それはまた別の機会に書きます。

自分軸探しと並行した行った2つのこと

1つ目がこれからの人生の設計図の書き出し。
書き出すと、人生って案外長くないことに気づきました。これまでの仕事のスタイルは猪突猛進型でしたが、逆算をして行動をしてみようと思えました(苦手ですが)。そして、自分のビジョンに全くそぐわないことに時間を使うのは辞めようとも決めました。

2つ目が目標/夢を口に出すこと。
それは「手綱をひいてくれる人探し」につながるからです。自分の能力を上げるには、自分が努力をすれば良いですが、「仲間探し」は積極的に動かないと見つからない。

ちなみに、自分の夢を人に伝えたときの反応はおおよそ4パターンでした。①大半の反応
「何を言っているんだ、この人」というリアクションです。それもそのはず、管理職の経験もないくせに何を言っているのか、と。

②次に多かった反応
「そんなにやってみたいなら、やってみなよ。応援はしているよ。」という、否定もされないけれど、肯定もされない。

③少数派
ただただ、感嘆してくれる人。

④ごく一握り
いました!目をキラキラさせながら私の夢を聴いてくれる人が。こういう人はまさに、「聞く」ではなく「聴く」をしてくれて、私が発する一語一句を大事にしてくれます。そのうえで、アイディアを乗せてくれます。こういう人と一緒に歩みたいなという発見にもなりました。

様々な人に話したことで得た副産物もありました。それは、どんな反応をされても、揺らがない自分がいること。それは、自分の中で確固たる芯を持てたからだと思います。「芯は固く、助言や変化にしなやかな人でありたい」と、ありたい自分も探すことができました。

いよいよ、スタート

大学院のスタートはハイテックハイらしく、2泊3日のキャンプからです。チームビルディングも兼ねているのかなとワクワクしています。
これからの1年がどんな年になるのか。究極の寂しがり屋の私が一人きりであることに不安や寂しさを感じる瞬間もありますが、そんな感情も大切にしつつ、ワクワクを忘れず、楽しみたいと思います!

これからも、日々の学びで更新される自らの考えと、これまでの思考を入り乱れながらお届けすることになりますが、本格的にスタートをしたJourneyをぜひ一緒に歩んでください!

そして、インスタも運用開始しました。そちらも、ぜひ!
https://www.instagram.com/miho_tsutsui?igsh=MXM5ZHNlMHo3a2FzZA%3D%3D&utm_source=qr

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