考え事がはかどる場所で思考実験
1日の中で一番思考がはかどる時間って、みんなは一体いつなのだろうか。
最近、メモを推奨する『0秒思考』という本を読んで、1日10分は同居人とメモを書く時間にしている。今日がメモを始めて3日目。
本によると1つのテーマに対して使う時間は1分。考えたいことをタイトルに書き、それに対して考えられることを4~6行箇条書きにしていくものだ。
私の場合、考えたいことを事前にストックしておき、10分間ではストックしたものを引っ張り出してタイトルをつけ、それについて考えている。1分で4~6行は神業か、と思うくらい時間が足りない。そもそも書くスピードもあるから、本当は不可能なんじゃないかと3日目の私は思っている。
さらに3日経って、どんどんネガティブなほうへと考えがめぐってきた。思考を深堀しようと思っても大したことは出てこないし、考えたいタイトルだってなんだかいつも同じよう。本の中では、同じものでもいいとは言っているけれど、自分の思考の浅さが暴き出され、現実を突きつけられている気持ちにもなった。
ネガティブオーラを全身から放っていると、「やめる?」と同居人が顔色を伺ってきた。いや、何も得ずに辞めるのは納得がいかない。何かみつけるまではやめたくない。ふてくされて黙っていたら、「どんなことを考えているの?」と聞かれ、いくつか伝えるとアドバイスをくれた。明日はそれを踏まえて質問の内容を変えてみよう。
毎日noteを書いていても痛感することだけれど、人は毎日何かを考えているようで、実はあまり考えていないことが多い。いや、もしかしたら考えているのだけれど、きちんと言語化されるものが少ないのだ。
けれど、「考える」という行為は場所を選ぶこともあるかもしれない。
考えたいテーマなんて無いのだろうか……なんて思いながらその日のメモを終了し、お風呂に入っていると、不思議なことに突拍子もないところから気になるギモンが浮かび始めたのだ。
お風呂場はシャンプー、ボディーソープなどの最低限のものしかなくて殺風景。湯船につかると何もすることが無いあの状況は、外からの刺激が最低限にとどめられて、何か考え事をするのに最適なのでは?と思った。身体が温まるというのも何か脳にいい影響を与えていそう。
何を考えたいだろう…なんて考えなくても、片方だけ閉めたお風呂のフタにあごを乗せてぼんやりしていると、「あの時のことってこういうことだったのかな…」なんて考え事が浮かんでくる。
お風呂から出たら、さっそく0秒思考のメモを1枚やっておいた。もっと深堀したいな、メモじゃなくてnoteにまとめたいな、と思ったけれど、まとめるにはもう少し考えたかったのでとりあえずtwitterにメモ。毎日お風呂で思い浮かんだことをメモしていけば、自分が知らないうちに考えてしまうことがわかって面白いかもしれない。
お風呂時間を思考時間ととらえて、しばらく経過観察してみる。
去年の毎日note
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