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世界の片隅で何かを呟く

今回は私がシチュエーションボイスの台本を書きはじめたきっかけなどをお話します。

この活動をはじめてまだ3ヶ月。
未だ手探りではありますが現在の心境などをお伝えします。

ストレス解消が動画めぐり

このシチュエーションボイスとは、あるシチュエーション下において主人公が特定の人物に向けかって話している設定。(ニコニコ大百科より抜粋)というものです。
今、配信サイト等でたいへんな盛り上がりをみせています。

この世界に私が足を踏み入れたのは、昨年の秋頃。
夫の仕事のピークが例年に比べると一ヶ月程度早まり、更にそれにかかるストレスやプレッシャーも半端なく、家庭内の空気が少しピリついて来た頃でした。
夫が寝た後の密かな楽しみとして動画サイトでお笑いや購入品紹介などの動画巡りをしていて、ある日突然「あなたのおすすめ」にある投稿者さんの動画が出てきたのです。

シチュエーションボイスの世界へ

何となく興味本位で「あっ、こんなのもあるんだな」くらいの軽い感じで視聴してみたら…。
久しぶりに感じる少しくすぐったくて、温かい世界感。あれ?こんなキュンとすることってまだできるんだ!?というのが最初の感想でした。

そこからは元々のオタク気質が顔を出し、いろいろな投稿者さんの動画を見まくるという日々になり、気が付けばどっぷり浸かっていました。

そんな中で、そのシチュエーション台本を書く「台本師」という存在を知ることになりました。
動画内でも台本を閲覧できるサイトをリンクしてあったので覗いてみることに…。
そこから興味が沸き、面白そうだからやってみようかな?というほぼ勢いだけでスタートしてしまうのです。

台本師はじめました

遥か彼方昔の学生時代、演劇部に所属していて文化祭の出し物でみんなで台本を作ったり、友人たちで集まって簡単な小説やイラストを書いたりしたものを小冊子にして配ったりしたなと思い出し、とりあえず見様見真似でどうにか台本を作って、連絡用にTwitterのアカウントを作りというところからのスタートでした。

そこから割合早い段階で音声化をして頂き、Twitter内でも投稿者さんと台本師さんの繋がりが増えて、それが輪になり現在に至ります。
ここまで時間にして三ヶ月、あっという間にここまで来てしまったというのが現在の心境です。

台本師飽和状態

現在大変な盛り上がりをみせていて、更に私がやるぐらいなのでそうかとは思っていましたが、大袈裟に言うと台本師飽和状態のようで昨年末くらいから急増しているようです。
そして漏れ無く私もその中のひとりなのです。

個人的には、多くの投稿者さんに読んで貰いたいという欲はそれほどないのですが、たくさんの台本師さんがいる中で自分の拙い表現力でどこまでできるか、ひとりでも誰かの心に刺さる物が作れるかということを課題にしています。

その中でTwitter内で作る140字シチュエーション台本が比較的得意だということに気付き、自分の向いているところが何となく見えた気がします。

わずか140字の小さくて広い世界。その世界が私にとっては居心地が良く自分を表現しやすい場所となりました。

そして今日も世界の片隅で何かを呟き続けているのです。




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