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思考習慣のコンパス

こんにちは、思考習慣改善コーチ⌘みはしつやこ です。

毎日それなりに仕事して、生活して、体調も問題ないし特段不満も、全くないという訳ではないけれど、それは許容範囲なんだろうな。週末に飲んで食べて、気の合う友人と楽しく話が出来れば、それで結構満足。

それでも、拭えないのは「漠然とした不安」。
職場で実施された、早期退職制度で会社を去っていった人達と居残った自分。平日は自宅と職場の往復だけ。趣味は特になし。このまま定年まで働いて、その後どうなるんだろうか、あまり考えないようにしているけれど。

そんな彼女に「子供の頃のワクワク体験ベスト10」を捻り出してもらいました。
学校帰りに友達と遊んだこと…
下校中にお菓子を食べながら、延々おしゃべりをしたこと…
部活はテニス部、プレーするよりマネージャーで、スコア付けやガット張りのような裏方仕事が案外楽しかった…
海の見える場所が好きで、気持ちが落ち着く…

そこから見えてきた彼女の価値観は…
・リーダー的立場よりもサポーター側でいたい
・気の合う人とワイワイしているのが楽しい
・故郷の離島を思い出す、海の見える場所が好き、等々。
子供時代の楽しかった体験、経験を思い出してみた結果、いま現在の「好き、心地よい」に繋がっていることが解りました。

私たちの動機の多くは大人の理論などではなく子供時代のそれそのままです
カズオ・イシグロ(作家)1954年11月8日生まれ

教訓的なことや義務的な習慣の動機は、大人になってから危機感を伴って身に付けたこと(毎日○○歩歩く、やタバコを止めるなど)が多いですが、やっていて楽しいことやワクワクすることの源泉は、子供時代に端を発していることが少なくありません。

最近、感動することがない、毎日が単調で面白くない、何もせずボーっとしているだけで時間が過ぎ去って勿体ないことをした感がある人は、子供時代に熱中したことについて思い出してみませんか?
何気ない体験から得た気持ちが、今の自分に繋がっていたことがわかると、子供だった頃の自分と再会したような気分になって、ココロが温かくなるのを感じられますよ。

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