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自発的に囚われる

 いろいろSNSを巡っていて「~と~と~が好き」というプロフィール文を見かけた。シンプルなその一文にはその人の好きな要素が詰まっておりこんな人達にフォローしてもらいたいという強い意思も感じる。そして面白い。またこのプロフィールには職業を書いている人もいる。これはもう形式のような気もするし、今自分が書くことに興味を持っている中で、ライターというものも興味を持っている要素の一つでありそれを見かけるとフォローしたくなる。

 さてこのプロフィール欄であるが長く書いたところで字数が足りなくなるということがある。例えば自分のnoteのプロフィールはわりとカツカツだ。noteの仕様だと140文字程度しか無く書こうにも書けないということが出てくることであろう。そこで役に立つのが固定 tweet だったり 固定 noteだったり、ある一つのものをプロフィールの先頭に置いて更に自分を掘り下げる方法だ。これはとても分かりやすく初見さんにとってはとっても有益な掘り下げがあってその人なりを知ることができる。

 ここまではプロフィール長く書くときの解決方法を書いた。ただ逆にあえて短くするというのも一つの手だ。それが名前欄である。名前欄にはもちろん自分の名前がある。そしてその後ろに 「@~」をつけるというのはどうだろう。一度は目にした人も多いだろう。ここに告知をしている人が多い。例えば即売会に行く人であればそこに日にちと自分が出店するブース番号を置いてある。あるいは新作でましたというのをここで告知をする人々もいる。 そして今回プロフィールをあえて短くする方法の一つとして面白そうだなと思ったのが「肩書き」だ。プロフィールに「ライター」や、「小説家」、「~やってます。」といったものを書く人が多いそれを名前欄に移行するのだ。そうすると名前と同時に目にすることになりとてもわかり易いんじゃないかと思う。職業を書く以外にも肩書きは使える。昔大学生の頃、ある教授からの授業で「自分の肩書を作ろう」というものがあった。就職活動においてそれがあるということはひと目で相手に伝わって分かりやすいという意図だった気がする。web上でも同様だ。

 さて自分のことでも一つ書いておこう。twitter上で自分は一つの肩書をつけた。



「人や物をつなぐnoter」。読み方はたぶん「ノーター」だと思う。元々noteのプロフィール欄には「毎日の更新と共に時々本気で応援・紹介という形をとりながら人やモノをつなぎます。」とありtwitterではそれを更に短くまとめた。

 肩書をつけてみて思ったのはプレッシャーのような囚われのようなそんな不思議な感情を抱くということだ。正直なところまだまだ自分のnoteでは「人やモノをつなぐ」という要素は散見はされるものの少ないと思っている。となるとこの肩書は言うならば「先走り」に近い。この先走りが実は良い効果を生んでいる気がする。それは肩書に人は囚われるという経験があったりするだろう。それがいい面として作用しそうだという気がしている。あくまでも気であり予感だ。人は肩書を与えられやがてはその肩書に染まっていく。自分でやったこの方が気をつける試み、うまくいくといいな。


#日記 #エッセイ #コラム #肩書き

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