精算機はどこに

近所の話になりますが、１０年以上ずっと使われていなかった建物が解体されました。そこは土地として狭く、活用法も何も決まらないまま放棄されていたとも言える場所です。

で１週間から２週間ほど放置されていて使いみちはないだろうなぁと思ったところ、新たなものができました。自転車駐輪場です。

そもそも自転車駐輪場はその周辺にいくらかあります。その中であえてこの駐輪場を作るほどの需要があるかは疑問なところがありますが、今日見たところ数台は止まっていたので、思ったより需要があったようです。

で、この駐輪場ですが一つ不思議なところがあります。それは自転車駐輪場を示す看板と自転車にロックをかける駐車場があるだけで、精算機のようなものがありません。

これはもしかして時代の先端を行くキャッシュレス駐輪場なのかもしれません。そんな期待と不思議をもって看板を見てみると、違いました。

そこには「精算機は２つ隣」と書いてあったのです。実はこの同じ時期に２ビルを挟んで２軒となりの土地も同じように更地化されていました。ここはここで駐車場になったのですが、まさかの駐輪場と駐車場で精算機が統一されている不思議な仕様になっていました。

確かによく見ると車の方の番号は１桁で自転車の駐輪場の方は３桁でと違いがあります。これで区別をつけるのでしょう。

駐車時間を把握する無線技術もすごいなと思いつつも、突っ込みどころなのは２件となりという点です。この駐車場と駐輪場の間に挟まれたビルはなにかの嫌がらせかと思わざるをえません。

そんな同情と不思議が飛び交う駐輪場を見たという話。ちなみに相場は屋根なしということもあって他の場所よりも若干安め。もしかしたら止まっていた理由はこれだったのかもしれません。

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