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飼いうさぎの看病をして痛感した人生の儚さ

ここ数週間、天気が荒れ模様な日が多くて、メンタルが不調な私です。

唯でさえ、今の時期は卒業,就職,転勤など、環境がガラリと変わったり、親しい人との別れがあったりで、しんどいですよね。

シニアうさぎに付き物な鬱滞(うったい)

不調といえば、私の飼いうさぎ"はぐ"も、鬱滞(うったい)という病気が長引いて、病院通いが続いています。
今までは、鬱滞の症状が出ても、1〜2回の治療で回復してたんですが、この度は既に6回も通院しています。
とうとう、シニアうさぎの試練が来たのか、治りが悪くてぶり返すんですよね。

診察台で点滴を頑張る"はぐ"たん

そんなはぐたんを、全力で看病しているある日、色々な思い出が走馬灯のように巡り、思わず涙が溢れ出てしまいました。

シニアうさぎの看病で気づかされたこと

四苦八苦」という言葉がありますが、これは仏教の言葉でして、八苦のひとつに「愛別離苦」があります。
愛する者と別れる苦しみ、という意味ですが、はぐたんとの別れが近づいていると感じ、愛別離苦が頭をよぎりました。

私がメソメソ泣いていると、不思議なことに、はぐたんの元気が少し戻ったんです。
ケージから出てきたはぐたんは、「よく気付いたな」と言わんばかりに?w、寄り添ってくれました。

儚い人生だから丁寧に暮らす

忙しない日常を送っていると、「人生の儚さ」に鈍感になってしまいがちです。

儚い人生は、うさぎも人間も同じ。

いま一度、初心に戻って、毎日を丁寧に暮らそうと思いました。

この文章を書いている今も、はぐたんは綱渡り状態で闘病中ですが、私のメンタルは落ち着きを取り戻しつつあります。
それにしても、苦しい時だけ仏さま頼みとは…、猛反省ですね。

桜の花開く季節になりました。
お花見を楽しむのも良いですが、花散る儚さに人生を見つめ直すのも、大事ではないでしょうか。

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