2016年8月
[ 第1週 /5日]
今年はセミの当たり年なのか、このところすごく鳴いています
真夏、胸の真ん中から熱を発散すべく、胸は最もよくゆるむ態勢に入ります。うまく放熱できないと硬くなります。冷房で冷えたり、ストレスがあるときも硬くなって、放熱しにくくなります。
二の腕外側の真ん中。指先で触れると、凹んで骨に当たりやすい感じのところ。胸部反応点です。
左腕のこのポイントに右手を近づけます。手のひらよりも手首の横のあたりの方がリラックスしやすいです。
胸の中が温かく、または熱くなり、だんだん温かさがお腹の方に下りてきます。下腹が温まる頃には胸がゆるんで、肩の上が涼しくなってきます。自前の「胸クーラー」が始動します。
[ 第2週 /12日]
今日は湿度も気温もいくらかマシ
猛暑続きで、胸の真ん中とともに首の付根も硬くなっています。首に熱がこもると、頭がぼーっとしたり、めまいも起こしやすくなります。要するに熱中症ですね。
こんな感じで両手を重ねて手首をゆるめます。首の付根がゆるんで首から放熱しやすくなります。
ゆるみ始めは首がムッと熱くなりますが、ちょっと汗ばみながら肩から上が涼しくなってきます。手首のところに流水を当てると、同じように首の熱が発散しやすくなります。首の付根のあたりに直接、ぬるめのシャワーを当てても涼しくなります。
[ 第3週 /19日]
近年の台風は「台風一過」にならないことが多いですね
「暑さバテ」で胸と腰椎5番が硬くなると、昼間腰掛けているときに眠くなりやすくなります。横にならないで、座ったまま眠る方が胸と腰椎5番がよくゆるみます。積極的に居眠りしましょう。
春からずっと強い反応が続いていた足三里は、反応が穏やかになってきました。左ふくらはぎ内側下部・右ふくらはぎ外側下部が胸ーー腰椎5番とよく反応しています。
左右片方ずつ、膝を深く曲げて胸に近づけ、すねの下の方を抱えるようにすると、胸がゆるみ下腹で深く呼吸するようになります。下腹が温まり、胸から放熱して肩から上は涼しくなります。
[ 第4週 /27日]
晩夏から初秋へ、身体は変化し始めました。腰椎2番~胸下部+上腹部の弾力を保ちながら秋へと向かう調整期です。腰椎2番をしなやかにして<消化器の働き>+<滑らかな重心移動と脚の運び>を促したいところです。
「腰椎2番の疲れとり体操」が旬です。
強力な台風10号が近づいています。まだ遠くにあっても、湿度に敏感なタイプの人は脇腹の力が抜け腰椎3番が硬くなり、身体が重くなります。「腰椎3番の疲れテスト」試してみてください。
*過去の8月
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