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「発信」からみた2022年のMIERUNE

こんにちは!MIERUNEの古川(@Yfuru2454)です。北海道へ移住してえらい年数たっているので窓の外の雪をみても「はいそうですか」なんて日々です()。


さてあっという間に2022年が過ぎ去ってしまいましたが、今年はMIERUNEにとってどんな一年だったのでしょうか?こんなテーマで今回はあれこれ紹介したいと思います。

この一年を振り返るために、MIERUNEのwebページに掲載しているニュースや3ヶ月毎に開催しているイベントMIERUNE Meetup miniでの最近のMIERUNE紹介スライド(What’s up ? MIERUNEシリーズ)などからピックアップしてみました。

2022年3月版

2022年6月版

2022年9月版


2022年12月版


「MIERUNEさん増えたんだって?」

これ、よく言われます。
今年も強力なメンバーがさらに増えました。CTOの桐本によるFOSS4G JAPAN 2022 講演「FOSS4G カルチャーとクラウド」によると、2022年は木こりからフランス出身など多種多様なバックグラウンドを10名の方がMIERUNE新たにJoinしてくれ、現在20名のメンバーが所属しています。

このままだと2250年には世界中がMIERUNEメンバーに!

Slackをみると、2022年になって月に1万件を超えるやりとりが発生することもあり、コミュニケーション数もどんどん増えていることが見て取れます。

MIERNE slackでの月別メッセージ数

2016年創業当初は朝日・桐本・わたしの3人でピヨピヨ言いながら小さな部屋でジオの仕事を始めたのですが、オフィスは三回引越しをして、総勢20名となりオープンソースGISをほぼメインに扱う国内のソリューション系企業としては、比較的そこそこの規模になったかもしれません。

創業当初入居していた8坪ほどの細長いルーム
別名うなぎの寝床

よりアイデアや技術が生まれる環境へ

今年は様々なメンバーが増えることで様々なシナジーが生まれていきました。
MIERUNEはオフライン・オンラインのハイブリッドな勤務形態をとっています。開発作業においても、オフラインではオフィスでホワイトボードを囲んでディスカッションをしていたり、ちょっとした相談のためにSlackのハドルをすぐ立ち上げたり、Discordを繋ぎっぱなしにしてミニハッカソンな雰囲気で相談をしながらモブプロをしたりと、多種多様な方法でのコミュニケーションを使いつつ、チームワークと相互理解を日々高めています。

4つあるホワイトボードもよく使われます

また、新メンバーから要望があって、Slackの絵文字登録を開放してみました、数百個もの面白い絵文字がどんどん追加され、日々のやり取りにホッコリ感を提供してくれています。絵文字いいですよね。

某IT企業は1万個くらい登録されているらしい

デザインのレベルアップ

文頭のWhats’s up MIERUNEプレゼンでは、3・6月と9・12月ではスライドの表紙や体裁がガラッと変わってます。
これには理由があって、6月に加入した超有名地図Twitterアカウントの中の人でもあるデザイナーの加藤さんさんがビシっとしたデザインにテンプレートをアップデートしてくれました。
これまで「なんとなくいい感じ」だった体裁が「ちゃんとカッコイイ」体裁に変わり、様々な登壇やお客様への会社紹介などでもより自信をもって挑むことができました。
創業当初から「デザイン」についても気にしてきたMIERUNEですが、今年は更に強固な基盤ができたように思います。
また、加藤さんは7月に開催したオフラインイベントMIERUNE MEETUPでも獅子奮迅の活躍により様々なデザインワークスを生み出し、このnoteにまとめられています。

また、このほかにもイベントやごあいさつ回りで大好評のMIERUNEノベリティに関する解説noteもあります。


そうでした、PLATEAUマステはどこでも大人気で、国交省都市局さんでも話題になっていましたね。

外部発信の活性化と新しいとりくみ

メンバーが増えるにつれ、外部発信もさらに活発になりました。
これまでも多くの技術情報を共有し続けてきたQiitaではさらに継続的な発信を行い、6〜7月に行われたQiita Engineer Festa 2022 のOrganization対抗戦では1600ものグループの中で4位という結果を残せました。

この結果を受けて、Qiita運営さんより取材をうけ、Qiita ZineというQiitaのメディアに情報発信とブランディングに関するインタビューを掲載していただきました。

このほかにも、MIERUNE Advent Calendar 2022でも多くの社内メンバーが多種多様な技術エントリー&発信をしてくれました。
Qiita運営さんのOrganization振り返りレポートによると2022年は80万PVほどの反響があったようです、いつも読んでくださっているみなさん、いいね&ストックしてくださっているみなさんありがとうございます。

なお、よくネタで言うのですが弊社の公式webページのPVは2万くらいなので、この一年で40年分もQiitaが稼いでくれていることになります。

また、MIERUNEのYouTubeチャンネルも新メンバー加入によって定期的に動画のアップロードを行うことができるようになりました。これにより登録者数が1000人を突破し、同業他社さんでもかなり多い方となっています。

MIERUNE YouTube

あと、2022年は新たな発信の取り組みも増えました。 うーんやろうかどうしようか…なんて逡巡しつつそのままだったTwitterも新メンバーの「ぜひやりましょう!」という提案により6月に立ち上げることができました。

Twitterでは、ジオにまつわるヌルいおしゃべりイベント「スペース」も不定期開催しています。(先日のG空間EXPOイベント展示に来てくださった方が「お昼の深夜ラジオみたいで楽しいです」といってくださり嬉しかったです)。聴いてくださったり、おたより(コメント)をくださるフォロワーのみなさまいつもありがとうございます。

また、11月には世界の地図好きがTwitterなどで競演する #30Daymapchallenge という世界イベントにもMIERUNEがチームとして参加しました。その作品群についてのまとめはこちらで読めます。

30DayMapChallengeで個人的に好きなネタは「minimal(最小)」です。このテーマの割り当てがしばらくポッカリと空席だったのですが、「TwitterのテキストにEmojiで地図つくるといいんじゃないかな…」とSlackでぼやいたら「それいいすね!」と前述の加藤さんがのっかってくださり、いろいろ試行錯誤を重ね、なかなかチープで楽しいEmoji地図ができました。このほかにも、各参加メンバーがちょっとしたアイデアからラフをつくり、メンバーからコメントをもらいながら面白い成果につなげる流れはチームならではのシナジーだったと思います。

このほかにも、海外向け情報発信としてLinkedinDev.to、そしてQGISに関する深めの紹介を行うオウンドメディアのQGIS blog、そしてこのnoteなど発信チャンネルを強化しました。

Dev.toのMIERUNE


webだけでなく、2022年は多くのイベント参加登壇も行いました。たとえば、オープンソースGISの国際カンファレンスであるFOSS4G 2022 Firenze や、PythonのカンファレンスPyConJP 2022、国内最大のAWSユーザーカンファレンスJAWS DAYS 2022など国内外の大型イベントでの登壇もあり、技術のMIERUNEをアピールすることができたと思います。

FOSS4G Firenzeの参加者集合写真
MIERUNEメンバーはどこでしょう…

まとめ

このように、発信から見たMIERUNEの2022年をご紹介をさせていただきましたが、発信のみを延々と頑張っているわけではありません。

MIERUNEのプロジェクトはオープンソースやコミュニティがなくては成り立ちません。2022年もQGISへの4000ドルのスポンサードも継続し、新たにMaplibreには10000ドルのスポンサーも開始しました。2023年も様々な形でオープンソースやコミュニティへの貢献を継続していきたいと考えています。

このほかにも、2022年はありがたいことにHEREAWSYahoo! JapanPLATEAUなど様々な大手企業様やプロジェクトとの提携も増えました。
そして、多種多様なお客様と位置情報に関わる課題解決のプロジェクトをご一緒させていただきました。みなさま大変お世話になりました。

2023年もどうぞよろしくお願いいたします🙇

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